色々と 悩みながら 森の中を 歩いていると
ふと目の前が開け、小さな神社があった。
こんなところに、神社なんて あったかな。
せっかく来たのだから お参りをしようと
小銭を入れ
とりあえず、こんにちは と挨拶をした。
そこには、小さな 石の狐が 1匹だけ
木でできた 祠の中に 座っていた。
すると、葉っぱが どこからともなく
ひらりひらりと 落ちてきて
拾ってみると、文字が書いてあった。
“なんでも 言ってみて いいよ”
そう言われると、神社だし、誰も居ないし
ふと 悩み事が 口から出た。
“私は 自信が 持てません。
もっと 心を 自由にしたいです”
さーっと 風が通り抜け
葉っぱが ゆっくり
ひらひらと 降ってきた。
言葉が 届いたのだろうか。
ドキドキしながら 葉っぱを 受け止めた。
“そう思った今が、変わる時”
返事がきた!
でも、変われと 言われても
そう簡単に 変われないから 悩んでいるのに。。
ぼんやりしていると、もう1枚
葉っぱが 落ちてきた。
“遠慮せずに 飛んでみな”
遠慮? 確かに…
私は 誰と比べて
自信を失っていたのだろう。
自信が無い 私として
自分の周りに 線を引いて
勝手に 自分を 閉じ込めて
きたのかもしれない。
自分を認め
解放する事は 私にしかできない。
そして、自分を信じて 楽しく進んでも
だめだと 思いながら うじうじ していても
与えられた 時間は 同じだ。
何に 遠慮していたのだろう。
失敗しない 人間はいない。
自分で 決めた枠を 飛び越えてみよう。
“ありがとうございます”
おじぎをして 神社を後にした。
何だか少し 足取りが軽い。
また来よう。


