閲覧は自己責任でお願いします。









小さい頃ってよく悪いことをすると押し入れに閉じ込められたよね
僕は押し入れが本当に嫌いだった。
'あいつ'がいるからだ



深夜2時過ぎ
親が完全に寝静まる頃にこっそり布団から抜け出して、引き出しにしまってあるゲームボーイを持ち出しこっそりゲームをする。それがぼくの日課になっていた。もちろん何回もバレて怒られてるwでも止めない

そして、消音なんてしょぼい真似はしない!だって音ないとつまらないんだもん

ピコピコ テレレレッテレーーー

「やった!ボス倒せた!へへーーん!


(はっ!しまった。でかい声出しすぎた)

ドタドタ
誰かがリビングに降りてくる
足音の立てかたで怒ってるのが分かる

「・・ん」

ガチャ。


お父さんが目を擦りながら凄い剣幕で僕を睨んでいる。

「何度言ったら分かるんだ・・お仕置きだ。」

僕はひょいと抱えられ誰も使っていない部屋の押し入れに閉じ込められた。

「反省するまで出さないからな。」
ドタドタ

お父さんはそういって寝室に戻っていった。

「ふんばか親父め!押し入れでゲームするからいいよ!」

電源をいれようとしたとき







『そんなものよりアタシとお話ししましょうよ』

僕は突然の事にギョッとしたが、まだ幼かったからか、僕の目の前にいる声の主が『誰』なのか深く疑いもせず、この異常な事態をすんなり受け入れてしまった。



「いいよー!ところで君はなんでこんなところにいるの?」

『分からないわ。それよりあなた結婚ってどう思う?私すごい憧れてるの』

「そうだなぁ。僕メンクイだから可愛いかったら結婚したいかも」

『私顔には自信あるのよ ウフフ』

「へー誰か有名人に似てるとかいわれるかい?」


『そうね。よくハリウッド女優のエイミーやエマに似てると言われるわ。』

「誰かわかんないや!ねぇ顔みたいな!」

『嫌よ。見たらきっと私の事嫌いになる。』

「そんなことないよ!!わかった!じゃあ顔見せてくれたら結婚してあげる!」

『本当に?』

「うん!」

『じゃあいいわ゛よ゛』

僕はゲームボーイに電源をいれその光を彼女に当てた。




「ひっ・・」








『や゛ぐぞぐま゛も゛っ゛でね゛』















気がついたら僕は布団の中にいた。


昨晩のあの出来事は現実だったのか

「っ!!」

僕の右手の薬指の第二間接より少し下に歪な歯形がびっしりついていた。

まるでエンゲージリングのように





Android携帯からの投稿