【ぽんさん】
ぽんさんって呼ばれる連続殺人鬼の話をしよう。
ピエロのお面を被った不気味なやつでね。
出刃包丁を手にもってる。
『お ま え の 顔 く れ』
が口癖なんだ。
まずぽんさんと遭遇したら逃げなければならない。
って言ってもな、ぽんさんは足は早くないし、気持ち悪いだけで、すぐ逃げれば殺される事はないんだ。
だけどなぜか被害者の数は増える一方…俺には不思議で仕方なかった。老人ならまだしも、若い男が沢山殺されてるんだよ。なんで逃げれなかったんだろうな。
俺の友達に雄介っていうガキ大将がいてね。
ポンさんに父親を殺されたんだ。
昨日
雄介はポンさんを仕留めるために深夜に金属バットを持ってポンさんを待ち伏せした。
『お前…お前…お ま え の か か 顔を く れ 』
ポンさんは雄介の真後ろに現れた。
雄介は一瞬怯んだが、じわじわと怒りが込み上げ、おもいっきりポンさんの頭蓋に向けて金属バットをスイングした。
すっきりする程スムーズにポンさんの頭蓋は粉々に粉砕した。
「ざまぁ見ろ…」
雄介はポンさんの死体に唾を吐きかけた。
だけどなぜかこの日を境に雄介は俺の目の前から消えた。
それだけじゃない。
雄介は確かにポンさんを殺したはずだ…俺は見たんだ奴が死ぬところを…
だけど俺は見てしまった夜中に雄介の家の前で雄介の金属バットを持ってうろついているポンさんを…
俺はぽんさんに気付かれないように逃げようとした。だけどこういう時に限ってこけちまった。
足が側溝にはまって抜けないんだ。
ぽんさんは俺にゆっくり近づいてくる。
『お ま え の 顔 く れ』
俺は腹を括った。
逃げれないなら命を諦めるしかない。
ぽんさんは不死身なんだ。バットを奪われて雄介も奴に殺されたんだ。
もうぽんさんは目の前にいる。
もうだめだ…
だけどなぜかなにもしてこない。それどころかバットを手から離して置いた。
『お っ ま え の 顔くれ』
ぽんさんの顔のお面からは水が垂れている。
泣いているのか?
『お前の か お くれ』
ぽんさんは膝をついて俺の肩を揺すった。
俺は振りほどき。ぽんさんの首を力を込めて締めた。
「お前は絶対許さない」
『ゆ … す け』
俺は最期にぽんさんがなにをいったのか聞き取れなかった。
ぽんさんは動かなくなった。
ぽんさんって呼ばれる連続殺人鬼の話をしよう。
ピエロのお面を被った不気味なやつでね。
出刃包丁を手にもってる。
『お ま え の 顔 く れ』
が口癖なんだ。
まずぽんさんと遭遇したら逃げなければならない。
って言ってもな、ぽんさんは足は早くないし、気持ち悪いだけで、すぐ逃げれば殺される事はないんだ。
だけどなぜか被害者の数は増える一方…俺には不思議で仕方なかった。老人ならまだしも、若い男が沢山殺されてるんだよ。なんで逃げれなかったんだろうな。
俺の友達に雄介っていうガキ大将がいてね。
ポンさんに父親を殺されたんだ。
昨日
雄介はポンさんを仕留めるために深夜に金属バットを持ってポンさんを待ち伏せした。
『お前…お前…お ま え の か か 顔を く れ 』
ポンさんは雄介の真後ろに現れた。
雄介は一瞬怯んだが、じわじわと怒りが込み上げ、おもいっきりポンさんの頭蓋に向けて金属バットをスイングした。
すっきりする程スムーズにポンさんの頭蓋は粉々に粉砕した。
「ざまぁ見ろ…」
雄介はポンさんの死体に唾を吐きかけた。
だけどなぜかこの日を境に雄介は俺の目の前から消えた。
それだけじゃない。
雄介は確かにポンさんを殺したはずだ…俺は見たんだ奴が死ぬところを…
だけど俺は見てしまった夜中に雄介の家の前で雄介の金属バットを持ってうろついているポンさんを…
俺はぽんさんに気付かれないように逃げようとした。だけどこういう時に限ってこけちまった。
足が側溝にはまって抜けないんだ。
ぽんさんは俺にゆっくり近づいてくる。
『お ま え の 顔 く れ』
俺は腹を括った。
逃げれないなら命を諦めるしかない。
ぽんさんは不死身なんだ。バットを奪われて雄介も奴に殺されたんだ。
もうぽんさんは目の前にいる。
もうだめだ…
だけどなぜかなにもしてこない。それどころかバットを手から離して置いた。
『お っ ま え の 顔くれ』
ぽんさんの顔のお面からは水が垂れている。
泣いているのか?
『お前の か お くれ』
ぽんさんは膝をついて俺の肩を揺すった。
俺は振りほどき。ぽんさんの首を力を込めて締めた。
「お前は絶対許さない」
『ゆ … す け』
俺は最期にぽんさんがなにをいったのか聞き取れなかった。
ぽんさんは動かなくなった。