ずぼらのため、しばらくブログをまた放置していました。
 

先日、久しぶりに投稿をしようかと思って「不動産を選ぶ簡単な基準」をテーマにわりと長文を書きあげた瞬間にうちの愛猫がPCのキーボードをキャットウォークしまして。

私の記事は瞬殺されてしまいました。もうこうなると二度と同じ記事を書くもんかという心境になりますよね。
人の役に立つと思いつつとりあえず今同じものを書く気にならないので別のこと書こうかと思います。

人々の風水に対する認識というのは実に様々でして、書店によく並ぶような簡易的な内容であったり、西に黄色、サイフは黄色、とかDr.コ○さんが馬主として大成している(最近知ったんですけどマジらしい、ご自身が買う馬を方位でみてるみたいですね笑)とか、ドナルド・トランプ大統領には長年風水師が顧問をしているとか。本当に色々です。

人間というものは、自分がこれまで得てきた情報から「イメージ」を構築するので、風水に関してどういった情報を得てきたのかという本人の情報量の差で認識も違ってくると思うのですが、要するに「運気を上げるための選択をする基準・参考」の軸が風水かなと思います。

運気というと、非常にざっくりとした印象になってしまうのですが、でもそれ以外でわかりやすい表現はないので昔から運気を上げるとか、幸運をもたらす、とかタナボタ的な、勝手にすっごいいいことやってきますよ的な表現になってしまっているのだと思います。

シチュエーションによって、「運気を上げる」「運気が上がった」と捉えらえる現象というのは異なるのですが、例えば裁判で勝つ場合と、経営者として成功するとか、カープで田中がいつの年だか打率がものすごい高くなったとか、人によって「運気が上がった」と思う現象結果は異なります。

一人一人みていくと、「何が運気をもたらすか」とか「相性が良いもの」というのは違ってくるのですが、個人鑑定に役立たせる方法のそれとは別に大きな潮流としてトレンドを予測しやすくするという方法もあります。

個人的に運気を上げる、というよりも、大きな流れがどのような傾向で進んでいるか、どのような分野が発展しやすいか、など予測しやすくするのでいわゆる「不運になる選択」つまり衰退しやすい選択というのを避けることができますね。経済のトレンド予測や投資の運用、経営戦略に役立たせる方法としておもにつかわれています。


例えるなら、今の時代は「徳川幕府の中期~幕末」に近いような流れにあるので大きな流れでみていくと「繁栄し続けている」と言い切れない部分もあります。

インターネットの記事や、書籍でよく「グローバル化、グローバリゼーション」に関するものを目にするのですがどちらかというともうその潮流は終焉を迎えつつあるので違う視点をもって今後30年なりを予測して慎重に進めていかなければいきなり全てを失う、ということにもなりかねないのでは?と個人的には考えています。
 

大航海時代により、ヨーロッパ諸国が植民地を世界各地につくりはじめこれにより政治・経済体制、物流のグローバリゼーションが始まりました。これが、近代のグローバリゼーションのスタートだともいわれています。(その潮流の中に、ナポレオン戦争による国民国家の形成、産業革命による資本主義の勃興も含まれる)

その後、再び1990年ごろに加速し変化をむかえるわけなのですが、ICT(情報通信技術)が革命的に変化しグローバリゼーションの性質は変化していきます。現代までの流れの中で、人、物、情報(アイデア)の移動コストが下がることにより、ICT主導のオフショアリングから、産業競争の新しいスタイルが生まれました。G7のノウハウと発展途上国の労働を組み合わせ、新興工業経済地域のシェアは急上昇しています。
ノウハウを持ってる「頭」の国の影響で、手として労働をしていた国が潤ったんでしょうね。

産業化→イノベーション→成長というスパイラルは、1820年~1990年前後に劇的に変貌したといわれていますが、ここ数十年G7のシェアは急降下し、今では19世紀初頭に初めて到達した水準に戻ろうとしているともいわれています。その代り、I6と呼ばれる中国・韓国・インド・ポーランド・インドネシア、タイなどは成長し、特に中国は3%から20%まで、世界製造業に占める割合が急上昇しています。

経済力・政治力・文化力・軍事力が少数の国に集中すると、古来からよく「冨の逆転」現象が起こっているのですが、現在のG7以外の国の中には4000年の間世界経済を支配していたアジアや中東の古代文明も少なからずありそれらはわずか200年足らずで今日の「豊かな国」に取って代わられたわけだということを踏まえると、いつの時代何が起きていきなり衰退するかも、突如としてイノベーションをきっかけに他を支配する力を手にすることになるかもわからないのではないかなと思います。


グローバリゼーションというのは、社会的、文化的、経済的な活動において用いられます。

「グローバル」と「インターナショナル」、「グローバリゼーション」と「インターナショナリゼーション」という語は、意味する範囲が異なります。


「インターナショナリゼーション」は国家間で生じる現象であるのに対して、「グローバリゼーション」は「地球規模化」で生じるものであり、国境の存在の有無という点で区別されます。

具体的に言えば、世界地図を見て国境を意識しながら国家間の問題を考えれば「インターナショナル」な問題を抱えていることになります。対して、地球儀を見ながら地球全体の問題を考えれば「グローバル」な問題を抱えていることになります。グローバルのほうが範囲が広い、という感じでしょうか。

グローバリゼーションは、地球規模化、地球一体化とも言いかえられます。

現代においてプラスチックの海洋汚染問題をはじめグローバルに地球人類が問題解決のために同じ方向を見つめるという一面もあります。

しかし、風水では、国家間においては今後は、衝突・争いが激化していくことがこの20数年先において続くと予測されます。

ということが言いたくてこの長々とした文章を書いているわけなのですが(笑)、そうなるとこれまでのグローバリゼーションのスパイラルは突如として断ち切られるということもありうるわけです。

人々の多くは世界を見つめる時に現代ではグローバリゼーションによって皆(とりあえずG7中心視点だと思いますが)が豊かになる、という前提があると思うのですが、「いやいや国境分断で今までみたいに容易にはいかないでしょ」的な展開も今後は多くあるのではないかなと思います。グローバリゼーションからインターナショナリゼーションへの回帰、つまり「世界経済は衰退し、みんなシビアになってくよ」な感じだと思います。



今もすでにはじまっているのですが、人間の選択の中で「恐れ」というものが大きく影響しています。

 

健康被害への恐れ、対人関係で他者に対する恐れ(侵略なり攻撃なり)、未来への恐れ(投資の動機としてもここで行う人もいますし)。
他にもあげるときりがありませんが、ポジティブな視点からの選択ではなく、ネガティブな動機としての恐れが人々の選択に影響する力が強まっているので、何かを進める時、スタートするときにそういった視点も考慮に入れておかなければスムーズにはいかないでしょう。

別に今すぐ日本が財政破たんするとか失業者続出するとかそういう警告を出しているわけではないのですが、おそらく近いうちに多くの日本企業もリストラをはじめるのではないかと思います。

 


100年、200年、300年、1000年、紀元前から、つまり昔からある産業はなくなることはよっぽどでなければないと思うのでそういうことを見つめて取り組むことを決めるのもある意味大事なのかなと思うので、私は歴史を振り返る(人類史)ことは大事だと思います。


なんだかまとまりのない文章をダラダラグダグダと書いてしまいましたが、メモ程度の内容ですが何かの参考になれば幸いです。笑