腕と上体をコントロールする技術


全ては趾から地面の力を借りて身体を通し拳に力を伝える勢い任せ


身体を通り抜ける力

身体の使い方は、東洋医学の経絡みたいな線を軸に折りたたんだり回し落とすみたいな


筋肉の付着する流れとは別物

皮膚上にそうしたラインが常に有って


それが経絡と非常に似てる!と知った時には衝撃を受けた



二年前か


元ハードル選手の為末大さん

スプリントには腕は能動・脚は受動


こんな台詞を言ってて、俺は刺激を受けた


強化選手みたいなのに集められ、一応、記録的にはその中でも上位の方だったが、俺にはこの世界は向かないと小学生時代から悟った理由


腕や上体の制御

俺は反力と勢い任せ


コーチなど指導者

口うるさいだけの奴からかなり怒られた


でも、出来る指導者は褒めてくれた

リラックスしてるつもりはないがリラックスと反力を活かした動作


でも

身体の制御


トレーニングとは試行錯誤すること

分離動作なり力の流れ、感触・感覚と実態の不一致とか


そうした事をやれる自信が無かった

続ける自信が無かった

楽をしたかった


腕は能動・脚は受動

確かに全身のバランスが取りやすい

全身の統一感が産まれやすい


俺本来の腕は受動・脚は能動の方が身体の柔らかさは生まれる感じだけど

怪我しづらかった身体の秘密もまたこれかなぁとか


でも、腕は能動・脚は受動

悪い気はしない

手応えがある


今もスプリットスクワットジャンプをして、腕を振り上げたジャンプの頂点


せっかく解放した筋肉の可動域を活かしきれてないとか


ゴチャゴチャ面倒臭い


鎖骨に肩鎖・胸鎖関節、胸骨に、肩甲骨の上角や肩峰に肩関節


その形や動きもまだまだ発展途上だが手応えある

その感触の記憶はある


好い所まで来てる


腕は能動・脚は受動

もうしばらくのテーマだ