はい。どうもこんばんは!
一つ前の記事に引き続き、貴重なギターを弾かせて頂いたお話其の二を書きたいと思います。
楽器馬鹿仲間のお誘いを受けて1957年製のLes Paul Standardを弾かせて頂いたと書いたのですが、なんとその一本だけでなく、これまた非常に貴重な1957年製のLes Paul Custom 3PUも弾かせて頂いたのでR!
もうとんでもなく貴重な体験でございます。
それでは今回も画像てんこ盛りでいってみましょう!
それではどうぞ〜!
『Black Beauty !!』
『カッコイイ…』
『貴重なPAF3連発!』
『コントロールノブ』
『塗装のひきからボディトップがマホガニーなのが分かります。』
『美しい。』
『キャビティー』
感想
1957年製のLes Paul Custom 3PU。
PAF初年度のこれまた貴重なLes Paul Custom。
(ネットで調べたところ、2018年10月現在約600万のお値段がついているようです。)
Black Beautyと呼ばれることが大袈裟ではない圧倒的な存在感を感じました。
仕様的にはStandardと比べてボディトップ材がメイプルではなくマホガニーであるところ、指板がエボニーなところ、豪華なインレイ、バインディングが大きな特徴でしょうか。
単純にピックアップがひとつ多いことから『ズッシリと重いんだろうな〜』とイメージしていたのですが、いざギターを抱えてみるとメイプルトップでないことが関係しているのか、個体差なのか、そこまで『うわ!重っ!』といった感じではありませんでした。
そしてネックグリップもReissueモノと比較してそんなに太くなく、丸みを感じる心地よいグリップでした。
生音はStandardに比べてボディトップ材の影響かちょっとまとまりのある音色である印象を受けました。
それと同時にエボニー指板の影響か、当時のマホガニーの質の問題なのか音の立ち上がりというか反応の早さも感じられました。
そしてアンプにプラグインしたところ、やはりStandardと同様にギター本体で作れる音色の幅広さに驚かされました。
(配線が改造されているのかMiddle PUを選択してもそこまでPhaseしている印象はありませんでした。)
実際に弾くまではマホガニートップという仕様からCustomの方がStandardに比べて角のとれたマイルドな音がするのかな?とイメージしていたのですが、やはりToneを効かせない状態でBridge PUを選択するとキャンキャン!(爆)
でもCustomはCustomの音がしていて、音に品があると言うかJazzギタリストはStandardよりCustomを好むだろうなといった印象を受けました。
(あくまで私の体感ですが、ReissueモノのStandardとCustomの方がサウンドキャラクターの違いがあるなと感じました。)
同じ1957年製でも仕様の違うStandardとCustomを比較できたことでPAFのキャラクターを理解できたと申しますか、入力に繊細に反応しながらピックアップ選択、Volume、Toneのコントロール次第で非常に幅広い音色を出力してくれる楽器であることが分かりました。
と、1957年製のLP Stanadard/LP Customを弾かせて頂いたワケですがまだ続きがあったりして。
というワケでつづく。
Rock n' Roll !!