このブロクはBL小説を書いています。
無理な方はお帰りください。
闇の王ぜルス
光の王レイラ
ふたつの国は対立し合い長きに渡る戦争は終わることは無かった。
この2人が突然消えた…
市民たちは焦り混乱をもたらした。
2人の王が消えたことで国は滅びを迎えると誰もが思っていたが、国同士は手を取り合ってひとつの国を作ったのだったのだった。
それが今の国王光の王の側近だったものだ
その国の名は《アース国 》と名付けた。
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❀黒崎✿
春の花である桜が窓から見える。
いつか散る桜を見ながら哀れだと思う…散るのになんで咲くのだろうか…
俺はふと疑問におもったがまっ、気にしても仕方が無いがな。
こんなことを考えることができるのはこの世界が平和なんだと改めて思った。
《 キーンコーンカーンコーン》
「今日はここまで、後でホームルームするから皆待ってるように。」
担任の近藤は授業を終わらせ教室を出ていった。
俺の名前は《黒崎 鬼織 》(クロサギ キオ)鬼なんて変な名前をつけたものだ。
顔は平凡で眼鏡をかけて髪は紺色の黒に近い。
この学園はエリート中のエリートが通う《美雅学園 》
美学に雅にをもっとうにこの学園は作られたらしいよく知らないのだけれど…
金も頭脳もよければ入れない学園なのだ、だからこんなにも豪華なんだなってつくづく思うよ…
親の寄付金ってどれくらいなんだろ…てか俺の親はどれくらい払ったんだろとか考えていると
「なぁ黒崎今日転校生が来たらしいで、しかもえらいべっぴんさんらしいし!」
この声をかけてきた奴の名前は《小野寺 拓郎》(オノデラ タクロウ)どこぞやのヤンキーみたいな見た目で髪は金髪で目はつり目でもそこまでつり上がっていなくて見た目はイケメン、関西弁でどこかの闇金らしいけど詳しくは聞いてないあまり聞いて欲しくないらしい…
「たーくんとしたのそんなに興奮して…」
俺は拓郎のことをたーくんと呼ぶ最初呼んだ時はめっちゃ嫌がってたけど今は諦めたみたい…よかった。
「そらそうやで!このクラスに野郎しか居らへんし、俺の癒しよ…神様ありがとうなぁ…」
拓郎はそう言うと空に向かって拝み始めた。
「拝んでどうするの…てかここ男子校だから当たり前でしょ、女子なんかいるはずない」
「あほ!現実見せんな!俺は妄想で生きるんやー!」
「あっそ…可哀想な頭だな…」
拓郎は自分でこと学園を選んだわけではなく、父親に無理やり入らされたらしい。
この学園のことを教えてこうと思う。
学園は小中高大とエスカレーター式になっている、俺が今いるのが高等部の1年闇クラス。
闇クラスとは闇属系の能力者のものが入るクラスのことだ
同じに光クラスと言うものもある。
闇属系の分類は《火 土 月 闇 》
光属系の分類は《木 水 風 光 》 このふたつのクラスでなっている。
なぜこのふたつに分かれているのかと言うと昔の差別化が影響が大きく関わっているのだ。
闇は光を嫌い光は闇を嫌う時代…
今もその名残があるが、少なくはなっているはずだったが差別化がなくなることはなかった。
しかしこの学園は少し違った。
7年前今の理事長《神宮寺 彰吾 》(ジングウジ ショウゴ)が理事長に就任した後、光の学園だったのを共同にしたのが始まりだった。
最初は反感ばかりだったが今はほとんどが共同になっているがクラスを同じにすることはできなかった。
学園のお陰でだいぶ差別化は減ったがいまだにまだ残りがある。
「おーいホームルーム始めるぞ」
担任の近藤がクラスに入ってきた、クラスが自分の席に着きはじめた。
「もう噂は広まっているらしいが今日は転校生が来ている。」
クラスメイトたちは興奮しているのか横や後ろとガヤガヤ話している。
「はいはい話は後で話して今は転校生を紹介するぞ…今回の転校生は光属系の奴だ」
クラスメイトたちは先程よりももっと大きな声で話している、近藤先生が話しはじめたら
「理事長命令だ。このクラスに入れるのを俺は反対したが、理事長は聞かなかった…我慢してくれ…しかしいじめはするなめんどくさいからな…」
近藤先生は真剣にクラスメイトたちに話しかける。
「白馬入ってこい…」
ガラガラとクラスの扉を開けて入ってきたのはべっぴんさんでも可愛い男の子でもなく…
「マリモ?」
そうマリモでした。
「鬼織声に出てるで…」