このブログはBL小説を書いています。
無理な方はお帰りください。








僕にとってとてつもなく手の届かないし届くことのない雲の上の人。
九条明音は僕と同じクラス2-Sの生徒だ。
彼がいる所にはたくさんの人だかりができている
そんな彼をいつも僕にはチラッと誰にもバレないように素早くみる。
見ているだけじゃなくてなんで話さないのかって思った人もいるだろう。
僕みたいな普通の家庭で顔も平凡少し頭がいいくらいで明音に話してしまうと、僕の頭上に槍が降ってくるかもしれない。
それくらい彼のファン兼親衛隊はすごく怖いのだ。

「席につけ。」
先生が時間どうりに教室に来て生徒の主席を取ろうとすると…
「先生、少し生徒会の仕事が残っていますので失礼してもよろしいですか?」
「あぁ…構わないが」
「ありがとうございます、では失礼します。」
手本にのように律儀な日本語がててくるものだ、三年前までフランスに居たなんて思わせないくらいに日本語がペラペラだ。
「あっ、そういえば…」
そういうと明音は、出入口の窓口の子を立たせて
「この子もいいですか?」
「だが…その子は…」
「いいですよね、せ、ん、せ、い?」
「!…あぁ…大丈夫だ」
「じゃぁ失礼します。」
九条明音と小柄で可愛い男の子は出ていった。

確かあの子は親衛隊の隊員だったはず
教室が騒ぎ出した
(今日はあの子だったんだ)
(明日は誰だっけ)
(あぁいいなぁ早く呼ばれたい)
あの九条明音は親衛隊の子を授業のない特別教室に連れていくのだ。
何をするのかご想像におまかせします。
「あぁ、静かにしろ、じゃぁ授業始めるぞ」

そして何事もなかったように授業を始める先生、
まだ九条明音が出ていった扉を見ている者もいる。
俺にはよくわからない。

「あぁ出ていっちゃった、今日こそは教室にいてくれると思ったのになぁ」
「毎回のことなのに優樹も呼ばれるように頼んだら?」
「やったけどさぁ~この通り呼ばれたこともありません。」
こいつの名前は龍王寺 優樹(りゅうおうじゆうき)
優樹の父親や全国で最も大きいヤクザの組頭、優樹も将来若頭になるわけでこの間転校してきた、今は僕のルームメイト
「言われたことが「俺は可愛い子しか相手しないんだよねごめんね」だって、じゃぁ僕は可愛くないんですかぁ~」
優樹は机に顔を伏せた。
「僕は優樹可愛いと思うよ?」
「~!ありがとうー歩僕の天使!」
「天使はいいから、授業受けよ」
先生の目が痛い…






「委員長、ちょといいか」
「はい」
次の授業の準備をしようとしいたら先生に呼ばれた。
「歴史の久野先生がプリントを持つの手伝って欲しいって言ってた、手伝って来てくれ多分職員室にいると思うから」
「あ、わかりました。」

「僕も手伝おうか?」
「いいよ、可愛いこがあんまり重たいもの持ったて怪我させたら悪いし」
「////!…わかった」(たらし~!)
優樹が行こうとしてくれたけど断った。
何故か顔が赤いが大丈夫だろうか…