昨日のこと

スーパーで偶然、母に会った。
正確には私の車を見つけたから
スーパー内で私を必死に探したらしく、会った笑い泣き

袋詰めしていると母に声をかけてきた人がいた

80代くらいの男性

おじいちゃん(男性)「元気にしてる?」

おばあちゃん(母)「何とか元気にしています」

から始まり

おじいちゃん「お父さんも元気にしてるかな?」

おばあちゃん「しんどいながらも何とか頑張ってるよ」

※父は透析を週3回受けています

おじいちゃん「それは良かった。透析の人たちも元気かな」

おばあちゃん「この前 ◯◯さんも亡くなって…」

おじいちゃん「次々 居なくなるな」

おばあちゃん「知っている人が亡くなっていくと淋しいですね」

おじいちゃん「そうですなぁ
  うちはいつも一緒に居るから…
  こうやっていつも一緒に歩いてるんです」

そう言って その方は クビから下げているものを
胸の辺りでギュッと握りしめました。

母は 少し「ん??」となったようでしたが
私は直ぐに分かりました。

その方が首にかけていたものは
ロケットタイプの遺骨ネックレスのように
思えました

ロケットタイプは

 このようなネックレスです。



 

 


凝視した訳でもないので どんな感じかは分かりませんが 

胸のあたりで愛おしそうにギュッと掴んだこと…


多分そうなんだろうなって思います。



おじいちゃん「いつもね こうやってどこに行くのも
  一緒に居て歩いてるから淋しくはないんです」


私もいつも次女の遺骨をジュエリーにして身につけているし 気持ちはすごく分かる。
例え付けていなくても いつも一緒なんですけどね!


後から聞いた話では
奥様が透析をされていたらしく
コロナ禍までは透析室にも一緒に入れていたし
透析をしている人の会みたいなのがあり
それに家族同伴で日帰り旅行などにも行っていたらしく 家族の方とも知り合いだそう。

その奥様は何年か前に亡くなられたみたいで 
久々に会ったとの事でした。


80代の男性が 堂々と

『いつも何処を歩くのもこうやって一緒なんです』

と言えること

奥様の遺骨をネックレスにして肌身はなさずにいること


仲良しの素敵な御夫婦だったんだろうなぁって。

そして今でも一緒に過ごしている
心も魂もずっと一緒なんだろうなぁって
思うと なんだか じ〜んと来てしまい
泣きそうになりました。


『いつも一緒に居る!』

とハッキリと言い切れるって素敵ですね!

と改めて思いました。

私もいつも言い切っています。

『何をするのも 何処に行くのもずっと一緒なの』

って。

それは 遺骨ジュエリーがあるからではない。

あってもなくても ずっと一緒なんです。


人によっては反応は色々で

「そうだね!いつも一緒だよね」と思ってくれる人も居れば

「あぁ 可哀想に」と思う人もいるかも知れないけど
そんな事はどうでも良くて

いつも一緒に居ることは間違いないですもんね照れ