こんばんは、院長の冨田です
。
毎日沢山の方の施術に対応させて頂き
ブログにも手が回らずスタッフ任せ
。
私としては久しぶりの投稿となってしまいました
。
この三連休、皆さまはいかがお過ごしでしたでしょうか
私はというと、
2日間はしっかりお休みを頂き川や山に出掛け
自然に癒されまくりの日々でございました
。
お天気がとても良く、
阿賀川も更に美しく映えて最高でしたね
現代社会はプラスイオンだらけ
。
マイナスイオンを意識的に浴びに行くのも
本当に大事だと感じたこの三連休でありました。
さてさて、
普段の施術時にはお一人お一人のお体に合わせて
お役に立てるようなアドバイスをさせて頂いてはおりますが
今日は「むくみ」について、
栄養学の観点からお伝えしていたと思います
。
女性の多くが悩まれている「むくみ」。。。。
原因は、骨盤から股関節の歪みによる冷え(代謝障害)や鼠経リンパ節の圧迫や閉塞、
立ちっぱなしや座りっぱなしによる血液やリンパの滞り、
筋力不足やホルモンバランスの乱れ、
体幹の歪みによる腎臓の機能低下、
などなど、人それぞれ色々なものがありますが
血液中の「アルブミン」という物質が少ない場合にもむくみが生じますので
こちらぜひ覚えておいて下さい
。
アルブミン........血液検査などで登場することも多いので
この名称はご存知の方もいらっしゃると思います
。
アルブミンは主に肝臓で作られるタンパク質で、
水・カルシウム・亜鉛・薬などの成分を細胞に運んだり
血液の浸透圧を調整したりしています
。
水分は血管内に運ばれると
血圧によって血管外に押し出されて細胞に届けられ
役目を終えれば血管に引き戻されます。
この時に、水分が必要以上に大量に血管外に流れ過ぎることなく
そしてまた、血管外に出た水分が役目を終えて
ちゃんと血液中に引き戻され体外に排泄されるのは、
細胞間質（細胞と細胞のすき間)にある水分を
浸透圧の作用により引き寄せてくれる、
このアルブミンのお陰なのです
(イラストはイメージです 笑 )
こうして余分な水分はちゃ～んと、
体外に排出される仕組みになっているんですね
。
しかし血液中のアルブミンの量が低下すると、
細胞間質にある水分を血管内に充分に引き戻せなくなり
体外に排出する事ができず体がむくんでしまう、という事が起こってしまのです
。
ではなぜ体内のアルブミンが不足する事態が起こるのか
肝硬変によってアルブミンが生成できなかったり
ネフローゼ症候群でアルブミンが体外に排出されてしまう疾患をお持ちの方を除いては
殆どの場合、低栄養の状態であることが原因となっているそうです
。
低栄養な状態とは、
食べる量がそもそも少なかったり、
摂取する栄養素のバランスが悪かったりして
アルブミンだけではなく他の物質も
生成するだけのエネルギーが不足している状態です。
そんな方はビタミンやミネラルなどの補酵素ももちろん大切ですが
特にタンパク質を積極的に取り入れる事を意識してみて下さい
🍖🐟🥚
。
また、精製糖質を多く摂り過ぎる方も注意が必要です。
過剰に摂取し余った血糖は
グリコーゲン(多数のブドウ糖が複雑につながった多糖類)として
筋肉や肝臓に一時貯蔵されますが、
体内に貯蓄される時に
ナント質量の3～4倍の水分と結びつく性質を持っています。
グリコーゲン１ｇ に対して水分３ｇも仲良く貯蔵されてしまうことになるので
これまたむくみ体質になり易いんですね～。
二の腕や太ももなどがポチャポチャしたむくみ体質の方はこちらに当たります。
そんな水の運び屋さんであるアルブミンの正常値は4.0〜5.0g/dL。
栄養学の観点から判断すると
4.0ｇ/dL以下の方はむくみ体質と言えます。
良く、『私は水を飲むだけでも太るんです 』
という方がいらっしゃいますが、
普段からむくみが気になる方はぜひ一度
ご自分の健康診断の血液データのアルブミンの数値や
普段の精製糖質の摂取量を確認してみて下さいね
。
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