一昨日で東日本大震災から四年。


まだまだ悲しんで苦しんでいらっしゃる方のことを思い、


11日はお悔やみの投稿すらできない心情になってしまっていました。



2日が過ぎた本日、改めまして


東日本大震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。



また、


全ての方々が一日も早くご家族の元へ帰られますよう願っています。




喜多方は10日の夜からずーっと


雪が降ってますね。




その前まですっかり雪が消えていたのですが。



2日前の3月11日にも


ガッチリ雪が積もり、そして降り続けてもいました。



でも、私的にはその方がいいです。


四年前とはまるで別の気候にして欲しい。


あまりに春っぽいと、


当時の状況をリアルに思い出して切なくなりますからね。



あの日は雪も融け、


春を感じさせる日差しと匂い。


「これからイイ季節になりますね~」


と談笑しながら施術をしてました。


すると、


患者さんの携帯がけたたましく鳴り、


数秒後に地震。



喜多方は地盤が強いから少しの揺れで収まる…と


始めは私もスタッフも院内の3人の患者さんもそう思ってました。


しかし揺れは大きくなるばかり。


これは尋常ではない…。



外に出た方がいい、と誘導するも


「でもこれが…」と


なぜか患者さんが全員、


院内の商品棚が転倒しないように抑えてくれてました。


そんなの、倒れてもいいから早く!


「あ、カバンをそっちに置きっぱなし…」


あとで私が取りに行きますからとにかく早く外へ!


広い駐車場の真ん中に誘導し、


周りを見ると地面が波打ち、


ゴォーーという音、


そして電信柱がプランプランにシナりながら


倒れんばかりに揺れてました。


しかも、相当な時間。


この世の終わりかと。



それから数え切れないくらいの余震、


津波、そして原発の相次ぐ爆発。


物資と食料の不足(会津はまだいい方でしたが)。




それからは至るところで白と黒の真逆の対応や思考が入り乱れ


あからさまに分断と対立が起こりました。


グレーゾーンなど無い世界。



私の価値観は大きく変わりました。


くっきりと、自分の生き方が見えた日々。


無駄にしないため、


学び続けるため、


これからもそれに従って生きていきます。



毎年3月11日は


追悼と祈りと決心の日。