トレンダーズのモニターで
【うさぎのモフィ】（コンドウアキ×相澤タロウイチ）
【うさぎのモフィ2 わすれんぼうの森】（コンドウアキ×相澤タロウイチ）
をいただきました。
とってもかわいらしい表紙。
いわゆる「ゆるキャラ」本なのかな～と思いながらページをめくると…
ストーリーはずっと自分だけの世界に住んでいた
うさぎのモフィちゃん。
ふわふわと守られた世界で可もなく不可もなく、と過ごしていたのに
ある日、お隣にとっても楽しそうな時間を過ごしている
うさぎ達を見つけてしまいました。
混ざりたい！ と思って一生懸命近づこうとしたけれど
いつまで経っても近づけない。
それもそのはず。
モフィちゃんは自分の世界を壊さずに
楽しいことだけを享受しようとしていたから。
外の世界にでてごらん、とお月様から言われて
初めて外の世界へと旅立つモフィちゃん。
そこで出逢ったカエルのケリー。
その、出会いまでを「うさぎのモフィ」では描いています。
そしてその続き「うさぎのモフィ2 わすれんぼうの森」では
カエルのケリーと旅を一緒にしているモフィちゃんが
新しい発見をします。
ケリーは作曲が好き。ある日コンテストに出るために
十日だけモフィちゃんと離れて過ごすことになったのです。
モフィちゃんは「私ってそんな存在？！」と
ショックをうけます。
そしてケリーがいない間に自分にできることを
一所懸命探します。
結局ケリーはコンテストに予選落ち。
その時にモフィちゃんは、
「うさぎのモフィ」でケリーに言われた一言を
今度はケリーに贈り返すのです。
私の一番好きなシーン、好きな科白です。
「ケリーはアタシにいってくれたじゃない。
いずれきっとうまくいく。それがちょっと先になっただけだって」
「そんなこと、いったっけ？」
「そうよ、だからきっとだいじょうぶ！」
ちょっとくらいうまくいかないことなんて、誰にでもある。
だけれども必ずうまくいく日はくるんですよね。
それが早いか、遅いか、の違いだけであって。
優しい絵と優しい言葉で綴られる
「うさぎのモフィ」「うさきのモフィ2 わすれんぼうの森」。
とっても幸せな気持ちになりました。
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