さてはて、今日はちょっと趣を変えて…

ちょっとしたおもてなしにとってもラクチンなのにステキなお料理。


用意するものはセロファンと輪ゴム。
文房具屋さんやダイソーで売ってるそうです。

で、そのセロファンを湯飲みとか計量カップにはめます。
(我が家の汚い台所で恐縮ですあせる



ミツバチロック



その中に生卵をポトンと落とします。(もっとめしゃって入れちゃってOK)


ミツバチロック



セロファンの口を輪ゴムで閉じます。


沸騰したお鍋の中に5分。


ミツバチロック

5分したら取り出し、輪ゴムの下をチョッキン

そっとセロファンをはずします。


ミツバチロック


さきっちょがふるふるしていてかわいいにひひ

ミツバチロック
これが牡丹の花のようなので「牡丹の吸い物」です。


これをお椀に入れて、温めた出汁を入れればOK!
(うっかり出汁を入れたところを写真取り忘れましたあせる


今回は椀妻はよりウド(ウドをかつらむきにして、その後斜めに切ってから
酢水につけておくと、繊維の関係でウドがくるん、ってなるんです。それを「よりウド」と言います)
差し込みは三つ葉、吸い口をそぎ柚子(柚子の皮を薄くそいだもの)にしていましたが
ニンジンとかでいいんじゃないかな。


因みにニンジンもよりウドみたいな切り方をすればくるん、ってなります◎


できあがり!


急なお客様にもしっかりおもてなしできるので、
おすすめで~す♪


※今回は一番出汁を使ったけれど
 卵の黄身が溶けるので、ちょっと勿体ないかも
 本だしでも充分だとおもいま~す◎


★椀種・椀妻・差し込み・吸い口について★
汁物のメインになるものを「椀種(わんだね)」と言います。
今回だったら牡丹の卵ですね。
「椀妻(わんつま)」は、椀種(お父さん)を引き立てて
彩りを華やかにするもの。


「吸い口(すいくち)」は香りを放つもの。
冬は柚子や三つ葉。春は木の芽(山椒の若葉)。夏は生姜の絞り汁が一般的。
吸い口が二つある場合(今回みたいに)は片方を「差し込み(さしこみ)」と
呼びます。


お椀に盛った後は、お椀の蓋に水を少しパッパとかけると
「今まさに作りました」という証になります。
料亭とかはそうなってると思いますよ◎

普段は意識しなくても、ダンナのお客さんがいらしたときに
ちょっと気をつけると「出来る奥さん!」って思われるかも!