イラストを描く時顔と体のバランスが字を書く感覚で描けるクリエイト術を公開! -33ページ目

イラストを描く時顔と体のバランスが字を書く感覚で描けるクリエイト術を公開!

「ただひたすら描くこと以外にイラストは上達しない」そんなことはない、描く以外に上達方法はあります。
どんな下手な人にも楽しく描けるようになります。「とにかく描きなさい。」
そんなセリフは聞き飽きた、
そういう人こそここで真のテクニックを極めて下さい。


1模写は楽しいか?
 
こんにちは高橋です、

私は、イラストを模写で上手く描いてる人は、

もともと才能がある人にだけ描けるものだと思っていました。

しかし、そんなことはないんです。

元々才能があるわけではなくその人は毎日描かなくても自然に描くことが出来るのです。

オリジナルではなく気に入った絵があるとそれを見て紙に描いていくのです。

ここで質問です。

あなたは、模写で楽しいと感じたことはありますか?

ありませんよね?


何故楽しいと感じないのか、

何故模写をしている人はあんなに上手に似せることができるのか、

考えたことありませんか?

それは、才能とかそういうことじゃないのです。

単にあなたは、模写をする意味が分かっていないだけなのです。

「じゃあ何故、あの人はあんなに上手く描けるんだ」

模写をする方法の中で最初に必要なのは

楽しくなることなのです!

「模写をして楽しいか?」

そう思ったことでしょう。

それじゃああなたは、

小さい頃補助輪のついてる自転車を補助輪なしで、
運転できるようになった時どうでしょうか?

嬉しかったでしょう?
その感覚と同じです。

誰でも最初はそんなものなのです。

それでは実際に模写をするときの描きかたを話していきます。

 2、キャラクターを模写する時の正しい描きかた


模写をすると絵が上手くなると言う人がいる一方で、
模写しても上手くならないと言う人がいます。

模写で上達を感じられない人は、

今やっている模写のやり方が間違っている可能性があるのです。


 模写をするときはどこに意識を持っていけば良いのか考えてみましょう。
 

ただ線だけを追って模写するのは意味がない

 
どういうことかというとただ線を追って模写するのは線しか頭にインプットできない。
 
確かに隣の上手い絵師が描いた絵のように描けます。

 

その時あなたは線だけを追って描いていませんか?


線ばかり意識してしまいオリジナルでイラストを描く時に

自分の描きたいと思っている所になかなか届きません。(私がそうでした)


本当に大事なのは線を追うことではなく線と線の間の空間に、

意識を向けて描くことが大切です。


空間の間に意識を向けることで観察力が身につきます。


これが模写して描くための正しい描きかたです。


4、模写しやすいもの

アニメの画面(例を挙げるなら「らき☆すた」とか「日常」)アニメの画面をキャプチャしたものを素材として描きやすいです。

最近だと「日常」、だいぶん前のアニメだと「らき☆すた」のような、


線がはっきりしていてあまり複雑ではないようなものがやりやすいです。


逆に、


ポリゴンやエフェクトを駆使したような作品の場合には、

線がはっきりしないので模写には不向きかなと思います。


ある色と別の色の境目が、

線で隔てられているような作品は模写しやすいです。

模写しにくい素材

マンガ(特に単行本)

白黒の模写をするのだから、


同じ白黒の単行本で良いような気がしますが、難しいです。


理由は、


そもそも単行本は雑誌サイズで読者に提供したものを縮刷しています。


その雑誌ですら、


原稿を縮小印刷しています。


ということで、


全体的に見ればかなりの縮小率になります。


そのため、


単行本では線が細く緻密で、


それを模写することはなかなか難度が高いです。


それと、


髪の毛などの線の端がきれいに細くなって行くところを、


鉛筆で再現するのは困難なので、


全体として雰囲気が固くなってしまうと思います。


それでも模写したいなら…


コピー機で 2倍くらいに拡大印刷すれば、


少しラクになるんじゃないかな、と思います。


3、模写の手順


では実際にどうやって観察してどうやって描くかの一例を挙げてみます。


今回は簡単な脚のスネを模写するとします。


まず最初の描き出しは単純に、


模写元の絵の線を真似して描きます。


線の長さ、

角度、

曲線の曲がり具合に注意してそっくりに描きます。

模写の手順1  


次にもう一方の線も確認しておきます。
特に最初にペンを入れる場所はよく確認しておいてください。
この段階ではまだ線を引きません。

模写の手順2  


ここでもう片方の線を引きます。



このとき線を引くときは必ず線の線の間の空間をしかと観察し、模写元の空間と同じになるようにもう一方の線を引いていきます。




何度も見返しても構わないので、

模写元の空間と同じになるように線を引いてください。

模写の手順3  



空間の形が複雑で一度では覚えられない場合は、

空間を分けてもかまいません。


例えば先ほどの例なら、

下のような感じで空間を小分けにして考えます。

空間を分けて捉える  


このように一方の線は普通に描き、

もう一方の線は空間を意識して描きます。


空間を意識して描くことを繰り返せば、

少しずつ形を取るのが上手くなります。


形を取ることが上手くなってくると、


どのように線を引き、


どのように空間を表現すればいいのかわかるようになります。


そうなると次第に見ないでも描けるようになります。

 

●注意点

①空間内の立体を把握する

元の絵を観察するときは、


線と線で囲まれた空間を立体的に捉えておくと上手く描けます。


具体的には線と線で囲まれた空間の「正中線」と「横断面」をイメージしておくということです。


正中線と横断面をイメージしておけば、


描くときもそのイメージが残るので立体的に描くことができます。


初中級者向けで難しいですが、模写に慣れたら挑戦してみてください。


●正中線と横断面についてはこちら
>>
立体感覚を身につけるための練習法  

 

②模写元の絵の題材選びに注意する

人はアウトプットするとき、

今までインプットしてきたものに強い影響を受けます。


例えばたった一人の漫画家の絵をインプットし続ければ、

アウトプットするときもその漫画家の絵柄に強く影響された絵になります。



リアルの外人の人体ばかりインプットし続ければ、

アウトプットするときもそのリアルの外人の人体に強く影響された絵になります。



インプットする題材を選ぶときは、一つの題材に絞るのではなく、複数にしたほうが無難です。

 



自分の目指す絵柄やなりたい職業などを考えた上で適切な題材を選びましょう。



また個人的な経験上、


着色されたイラストではなく「白黒の線画」のほうがインプットしやすいです。


さらにラフよりは原画のような「綺麗な線のイラスト」のほうがインプットしやすいです。


人により個人差があるかもしれないので、


様々な模写を試して、インプットしやすい題材を探して描いていきましょう。


以上になります。


ここまで読んで下さりありがとうございました。