カフェイン | とある薬剤師の日常

カフェイン

ゲンダイの記事より


( ´,_ゝ`)プッ


なんともマスゴミが書きそうな記事ですね。
これではカフェインは積極的に飲んで、一日にコーヒー5杯以上とか平気で飲みそうですね。
コーヒー会社からいくら貰ったのか知りませんが、ひどい記事です


カフェインの含有量のサイト があったので、貼り付けてみる。
 


ここを参考にすると100ml中に含まれるカフェインの量は



コーヒーが40mg
純ココアが200mg
インスタントココアが5mgか微量
紅茶が50mg
玉露が160mg
番茶が10mg
玄米茶が10mg
ウーロン茶が20mg
ほうじ茶が20mg




抽出方法や種類によって当然違いますが、参考程度にこの程度だと思っていただければいいかと思います
さて、何故含有量を書いたかというのは、カフェインは過剰摂取により

・心悸亢進・不整脈 ・胃腸障害 ・不眠
・神経質・落ち着かない ・興奮しやすい
・筋肉のケイレン ・緊張しやすい
・頻尿・疲労を感じない
・とりとめのない考えや会話

といった副作用が発現します。




この副作用については何も書かれていませんし、どれぐらいの量を摂取したらこうなるのかも書かれていません
個人差や生活習慣も関係しますが、毎日400mg以上摂取し、30日以上連続して服用していれば、副作用発現の可能性は高いでしょう。
ただ、これは人体実験したデータが無いので、あくまで目安として考えてください

または1200mgほどを一気に摂取する。これは過去に急性カフェイン中毒で死亡例が出ています。



文中に「1日5杯以上コーヒーを飲む人」という文章が出てますが、一杯のコーヒーの量を200mlとすると、5杯で1L。
単純計算で400mgものカフェインを摂取している計算になります。
コーヒーにはカフェインを分解したり、吸収を阻害するような成分が入っているのかも知れませんが、
単純にカフェインの量だけを見てみると、コーヒー5杯は明らかに過量摂取になります。

流石にカフェインをまったく摂取しないというのは日常生活的に無理なので、
一日に200mgまでなら全然気にしなくても良いと思います




ただし、2L185円前後で売られているペットボトルに入ったお茶やコーヒーに関しては、
かなり希釈して、人口調味料や防腐剤などの食品添加物をぶち込んで作るため、カフェインの量は通常のお茶と比べ、少ないと思います。
ココまで来ると、カフェインによる副作用より食品添加物による副作用を心配した方がいいですね
粉ミルクやピザとかは農薬で話題になってるけど、食品添加物について触れられていないのが不思議です






話が脱線しましたが、
案外知られていないのが市販の栄養剤や風邪薬や鼻水止めなどの薬にもカフェインが入っており



栄養剤では一本あたり50mg
(カフェインが入っていない栄養剤もあります。ウチの店では一本420円~)


風邪薬は一日量にして80mg前後
(完全に漢方薬のみの薬の場合は入っていません)


鼻水止めなども一日量で80mg前後入っています
(完全に漢方薬のみの薬の場合は入っていません)
(種類によって違いますが、医薬品では記載が義務付けられてますので、必ず書いてあります)




逆に眠眠打破などの飲料にはどれぐらいのカフェインが入っているかというのが明記されておりません。
ですので、眠気覚ましはそういった飲料よりもちゃんとmg数が記載された医薬品の方がはるかに安全で安心だと言えます。



容易に手に入り、中枢神経を刺激して覚醒作用が強く、頑張らないといけない・寝てられないときには非常に優秀な成分ですが、
この作用はいわゆる覚醒剤と同じ効果です。


カフェインは合法ドラッグだということをお忘れなく。