学生(小5くらい~)の頃のクリスマスが大嫌いだった。

クリスマスの日って2学期の終了式でもあり、つまりは『通信簿』を渡される日であった。

我が家では『通信簿』を貰った日の夜は必ず父親の説教が1時間以上続いた。

中間テスト、期末テストでは『そんなに遅くまで頑張んなよ』なんて言うクセに、『通信簿』を渡されるとネチネチと説教される。

それが、成績が少し上がっていた時でも同じで、悪い成績があると、そこを徹底的に叱られた。

その『頑張んなよ』と言っておきながら『説教する』という『矛盾』が自分の中で『何かおかしい』と思い乍らも、それは言えずじまいだった。

『通信簿』を貰った後は、教室から飛び降りたくなるくらい思い詰め、家に帰りたくなかった。

そんな気持ちを父親は気付いていただろうか?

学生時代、ことに中学時代の友人関係は複雑で、両親に『相談に乗って欲しい』と思っても相談出来なかったし、する気にもならなかった。

『相談しても無意味』と小1で悟った自分は、この『終了式の儀式』の悩みも自分の中にしまうしかなかった。

今、思えば頑張ったと思うが、それが今の自分を作ってるんだよな。

本当に辛かったな。。。