この3年間
よく海を訪れるようになった
目を開けててもいい…
目を閉じててもいい…
ただそこに居るだけでいい…
心に何かしらを残してくれる海
そんな海が大好き
砂浜にべったり張り付くように目を凝らし
何時間も
貝がらを探しまわり
見つけた時は子供のように大はしゃぎ…
じっと座って
何を想うでもなく
ただ波の音に耳を傾ける…
海は
私の色んな顔を見てきた
『嬉しい時』
『楽しい時』
『哀しい時』
『怒ってる時』
そしてまた
私も
海の色んな顔を見てきた
『穏やかな波』
『たくさんの人で賑わう海』
『荒々しい波』
『誰1人いない真っ暗な静かな海』
同じ海…
だけど
時間・天候・季節
訪れる人の心模様によって
全く違う物に見える
『穏やかな海』
心を落ち着かせ、安らぎを与えてくれる
『荒々しい海』
心の不安を増し、波が誘惑さえしてくる
次に
海を訪れた時に
私は一体何を思うのだろう…
海は
『落ち着くのならずっとここに居ていいよ』
と、なぐさめてくれるのか…
『危険だから帰りなさい』
と、叱ってくるのか…
また
海と会話がしたい…