保育園のお迎えに行き
家に帰ったら簡単なおやつを食べる
そのときに今日の保育園でのことを話します。
「〇〇くんもう保育園ちがうんよ」
今日はお別れがあったみたい
7月から違う保育園に転園するらしい
みんなの前で転園のお話があったのでしょう
〇〇くんは、家でもよく聞く名前でした
すると、
「なんか泣きそうになるんよ」
声がすこし震えて、目も少し潤んでいきました
涙を流すことはありませんでしたが
今日のこの出来事を回想したときに
目の潤ませる感情が出てきたのでしょう
わたしは子を刺激しないように頷くと
お菓子に夢中になってもうその話題は終わった。
もう感受できるのか、この感覚を。
4歳の男の子が受けるには早い気がする。
これからこの感情に傷つけられて
慰めあっての繰り返しなんだよ。
この感情の芽吹く刻、その瞬間にであえたとき
わたしはすごく、尊いものを見た気がした
そして、その芽を撫でるように応えてあげたかった
この感情は消えるどころか
これから増えてくる
大人になっても増えてくる
消し方をわたしは知らない
だから、消すことよりも
同じ感情をもつ人として応えてあげたい
「わたしもおんなじよ」と
4歳にして芽吹くことに私は不安を覚えるが
芽吹いたからにはあいさつを
よろしくかなしみJr.