2011年の映画界は時代をみせるアメリカ映画ダントツの出来栄えといった印象です。
ワールドワイドな視点でもって、死生観・アルコール文化などのテーマをエンタテインメントに押し上げた作品中心。
●上半期
『ソーシャル・ネットワーク』---デヴィッド・フィンチャー監督
ジョブズの後継者のひとり、ザッカーバーグがフェイスブックを作り出すまでをイヤラシくみせるビジネスドラマの秀作。
『ヒア アフター』---クリント・イーストウッド
東日本の震災前に観ました。被災後はもう観る気もおきません。ラスト賛否あれど、あれは神か脳かの選択だととらえてもいいのだろう…と思います。
『ブラック・サンデー』---ジュン・フランケンハイマー
テロを描いた1977年のアメリカ映画。サンデーとは社会の影となった人間たちの怨念を表します。今年2月に公開されました。ボクはずーーーーっと昔に観賞済みですw
『トゥルー・グリット』---コーエン兄弟
勇気ある追跡 のリメイクを装ったまったく違う(創り方)映画。アルコール依存を演ずるジェフ・ブリッジスの代表作になったと言っていいでしょう。
『ミスター・ノーバディ』---ジャコ・ヴァン・ドルマン
全てが止まった世界で、主人公だけが「死を待つ」。人生の選択映画で心の洗濯をしたのかもしれません。
『クロエ』---アトム・エゴヤン
夫婦間の疑惑に娼婦が絡む官能ドラマ。「髪飾り」のラストで泣けるかどうかがポイントかも……。
●下半期
『ツリー・オブ・ライフ』---テレンス・マリック
親子とは=ブラピ、ショーン・ペンだけみているとダメかもね。恐竜の親子の無慈悲をみましたか?生とはなんぞや?21世紀最強の映像体験でした。
『カウントダウンZERO』---ルーシー・ウォーカー
核の脅威を描いたドキュメンタリー。今年一等怖い映画でした。
『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』---ルパート・ワイアット
前シリーズの後日談であり前日談であり、これ以上脳科学が発達してしまうと人類自爆が迫るという、なんとも皮肉な「警鐘」をならしていますね。
『ランゴ』---ゴア・バービンスキー
大人もびっくりのアニメ。ジョニデの声より驚愕「なう」なセンスのお笑いウエスタンとしてみることをオススメ。クリント・イーストウッドへのオマージュか洒落なのか。ドキドキしてうすら寒くなる傑作です。
『ステキな金縛り』---コウキ・ミタニ
あまりのバカバカしい設定に悶絶必至。三谷さんがワイルダーからキャプラにシフトさせた正しい映画のつくり方教室(適当に言っています)。今年一番笑えた映画。
『タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密』---スティーヴン・スピルバーグ
世界標準・日本では規格外物語? アルコール依存症おやじの冒険映画(ウソw)。
スーパー8カウボーイ・エイリアン も かすんだスピルバーグのホンマル作品は全編CG。もう一回観ます。今度は吹き替えで……。
※上記の作品からベスト10を決めましょう そうしましょう 多分w