ある川を渡らないと死んでしまうサソリは、カエルに頼みます。


「オレをのせて向こう岸まで行ってくれないか?」

「君を乗せたらボクを刺し殺すでしょう?」

「何を言うんだ、お前を刺し殺したらオレは川を渡れずに死ぬじゃないか?」

「わかった。助けるよ。」


こうして、カエルはサソリを乗せて泳ぎはじめます。
が、突然濁流が襲いかかり、焦ったサソリはカエルを刺してしまいます。サソリとカエルは共に死んでしまうのでしょう。

カエルが息もたえだえ聞くのです。


「どうしてボクを刺したの?君も死ぬんですよ。」

「俺(サソリ)の習性なんだ!」



※映画『クライング・ゲーム』の台詞を引用した韓ドラ『家門の栄光』より