「じゃあコレ、愛璃奈にあげるッ☆」
杏莉は笑ってその絵を差し出した。
「え・・・でも・・・」
「いいから♪愛璃奈のために書いたんだから
貰ってくれないと怒るよ☆」
そう言いながらも優しく渡してくれた。
キーンコーンカーンコーン
「あーぁ、鳴っちゃたね」
「バイバイ」
「うん、・・・ばいばい」
その日はいつも、杏莉が絵を描いて渡してくれた。
「ただいま・・・」
コツ、コツ、コツ
「・・・・・・はぁ」
いつもの通りで家には誰も居なかった。
私は、ランドセルを自分の部屋に置き、パソコンのスイッチを押した。
「よしゃー♪」
学校とは正反対のこの明るさ。
人見知り過ぎて、学校に居るとつい静かになってしまう。
「今日はぁー杏莉にえをかいてもらったんだょぉ~☆っと」
私は今、最近始めたばかりのブログに今日あったことを書いている。
パソコンの中だと、いつもの自分で居られる。
家も中でもそうだけど・・・。
だから、お母さんたちが帰ってくるまで、ずっとパソコンをしている。
そのわりには、全然目が悪くならない。
今日はパソコンを早く終わって、
ベットに行き、眠りに着いた。
「ん゛-んんっ・・・あっ・・・」
