俺・・・馬鹿だ。


悠斗が優華に告白したってのは噂で聞いたけど


本当に告白してたなんて・・・。


俺の入る隙間なんてねぇのかな。


悠斗が階段から落ちたって聞いてすっげー嬉しかった。


ダチなのにサイテーだな。


でも、優華だけは他の男子に取られたくねぇ。


悠斗が俺に優華からの返事聞いてきて


って言われたときは、正直チョットだけビビった。


こんな最悪な俺なのに、こんなこと頼むなんて


悠斗馬鹿だよ。馬鹿すぎだよ・・・。


悠斗が羨ましい。


あんな風に自分から、しかも手紙とかじゃなくて、直接言ったんだからなぁ。


でも、もしOKだったらって、すごい不安だった。


でも、優華が待ってる。たとえ俺のためじゃなくても


俺が行かないと、あいつのことだ


ずっと待ってる。だから俺が行くって決めたんだ。


あ・・・れ?


誰か寝てるけど・・・


やべっ、優華だ!!!


優華の声、裏返ったときちょっと笑いそうになった。


そのあと、悠斗これないって言ったとき


すごい慌ててた・・・好きなのかな。


2人の間に変な空気になって言った優華の言葉


どうして、俺に言ってくれないんだ!!!


どうして・・・。


とりあえず、悠斗の部屋の番号を教えた。


でも、そのあと急に涙が溢れてきた。


【優華の前では泣かない】


そう決めたあの時から、俺は優華の前では泣いていない。


だから、今回も一言だけ言って走った。


好きな子には、いつもカッコイイ俺のままで居たいから


いつもは、カッコよく振りまいてるだけで


内心すっげー弱いんだ・・・。


・・・優華に涙、見えてないかな?