「眠ぃ・・・・」


この、太陽がまぶしく光り


空気がとっても澄んでいて


空には曇のひとつもない


真夏の暑い時、


この物語のすべてが始まった―――――。







「こんなの耐え切れないよぉ」


「33℃だってー。熱中症になっちゃうよぉ」


たった今、暑苦しい教室で


大ッキライな算数が終わった所だ。


「ゆーうーかっ」


背中をトンっと叩かれて


背中がゾッとなった。


「ちょ・・・・琴音暑い」


「もぉ」


そういうと琴音は頬をぷぅと膨らませた。