夫は毎年、私の誕生日に(正確には前後の土日に)タイ古式マッサージをプレゼントします。今年も例外なくメールが来ました。タイトルは〝タイマッサージ〝で誕生日のことは書かれていませんが、そういうことです。


これだけ聞くと、なんて素敵な旦那さん!って感じかもしれませんが、事情は複雑です。


私は独身時代にタイ・バンコクに単身で2年間赴任し、その時ワットポー(有名なバンコクのお寺です)でタイマッサージの資格を取りました。タイマッサージは受ける方も好きで、現地では安かったこともあり当時は週に3日くらい通っていました。仕事終わりに疲れた体を癒しにマッサージに行きそのまま寝る、至福の時間でした。


夫もそれを知っているので、誕生日にはこのプレゼントが良かろうと思っているのでしょうが、、、


誕生日のマッサージに行かせてもらうのは、決まって土曜日の娘が習い事へ行っている時間です。私はマッサージに行くために急いで昼食の片付けをして、娘を習い事へ送り出します。マッサージを受けている間も、帰りにスーパーに寄ってあれとあれを買い足して、家に着いたらすぐに洗濯物を取り入れて、夕飯の支度を始めなきゃなど考えているので全然リラックスできないです。


こんなマッサージなら要らない、これが本音です。


そんなことより、土曜日の朝みんなよりゆっくり寝ていられて朝食ができていたら、娘の上靴が気づいたら洗ってあったら、お風呂やトイレがピカピカになっていたら、洗濯やアイロンかけも終わっていて手作りの夕飯が据え膳で食べられたら、一日中家事をしないで過ごせた方がずっとずっと嬉しい。


夫はダラダラスマホをいじっている最中にホットペッパービビューティーか何かでマッサージの予約をしたのでしょう。自分の手は汚さずに毎年儀礼的に誕生日プレゼントを贈る、意味のないことです。


7、8年?娘が小さかった頃なのでかなり前ですが、夫の誕生日で結婚記念日でもある日にちょっとしたご馳走を家計費で購入したことがありました。すると夫は


「なんで俺の誕生日なのに家計費から出すねん。」


…いつも自分のことばかり。結婚記念日のことを忘れているばかりか、誕生日プレゼントを強制してくるなんて。


その年以降、一応夫の誕生日で結婚記念日には食事代(夫の好きな焼肉)を私が負担していますが、そもそもお小遣いに3.5倍くらいの差があるのにどうしてこんな高額出費をさせられなければならないのか、と私にとっては全く楽しくない食事会になっています。


こんな意味のない誕生日プレゼントもこれでおしまいです。


夫婦の会話なし