アンナ・レンブケさんという人の本を読んでいる

主に薬物中毒になった人の治療の話からではあるけれど、
自分も当てはまるものがあるなと思い
図書館で探して読んでいる

前提として脳の神経の中で快楽と苦痛を感じるところが同じらしい
普通は地面に平行に保たれている快楽(+)と苦痛(-)のシーソーが、薬物などによって一度でも傾いた時に平行に戻そうとする力が働くと

(+)がなくなっても(-)の力がかかり続けると苦痛になって
その不快感がさらに快楽を求めるようになる
的な
その時に出るドーパミンやら
快楽に対してが耐性がついてしまうやら
に対してどう付き合って行くかを書いた本って感じ

それはともかく
現代は昔に比べてその異常な快楽が簡単に手に入ってしまう、まるでそこまで水を必要としないサボテンが熱帯雨林に生えてるような感じだというのがとっても印象的だった

まだ最後まで読んでこそないけれど、
その欲求を自認する、わざわざ押さえ込もうとするのではなく観察して苦痛を導く欲求なんだということに気づくことが中毒症状に対処するうちのひとつらしい

これはマインドフルネスってやつで、色々と知ることになった
ドラッグはともかくポルノとかゲームとかギャンブルなんかの身近な話なので何か疲れているとついしてしまうことへの対処が見つかるかもしれない