夜が明ける前は
長い時間静かで暗いですね。
電気がついてないと
全く見えませんね。
静かで暗くて
見えなくて怖い。
道を歩くのも怖い。
ようやく明け方になると
薄っすらと見えてきて
空気の香り、
風の動き、
鳥のお喋り、
虫達が動き回り、
正午になると雑多な雑音で
ザワザワしてきますね。
電気をつけなくても
太陽の光で全てがハッキリと
見えて活動しやすいですね。
人生も同じですよね。
夜明け前のサイクルの中に
長期間入っている時は
先が見えない不安と恐怖。
そこから派生するストレス。
何処に向かっていいのか
分からない。
何処に道があるのか
分からない。
何年も続くと
本当に気が滅入りますよね。
自然には春が来て夏が来る。
秋が来て冬が到来するというように
サイクルというものがあります。
私達人間がそれを
変えることは不可能です。
人生にもサイクルという
ものがあります。
夜明け前は停滞してる気がして
苦しいものでありましょう。
そのサイクルが終わるまで
機嫌良く過ごすことも
マスターしてみましょう。
何も変わらない日常に対して
自分の心や感性を変え続けることは
できますよね。
・平穏無事で過ごせていること
・食べるものがあること
・住むところがあること
・寝るところがあること
・仕事を得られていること
・充分な家具や物を所有できていること
・自分の足で歩けること
・自分の目でみることができてること
・自分の耳で色んなことを聞けること
・口からご飯を食べることができること
・親、兄弟姉妹がいること
・親戚がいること
・友人がいること
・親友がいること
・心の友がいること
・仕事の仲間がいること
・学びたいことができること
・自炊して健康的な食事ができること
・掃除をして清潔な空間で過ごすことができること
・整理整頓をして、スッキリと過ごせること
普通のことが普通にできる
生活水準は幸せの基本ですよね。
そういったことの、
普段は当たり前過ぎて
何も感じないところに気を向けて
丁寧に過ごしていく感性。
その感覚になれれば、
見えない先の不安や恐怖心は
だいぶ楽になれるはずです。
安心安全の中で生きるとは
どういう感覚で、
どういう境地なのか。
夜明けのサイクルが明けたとしても
今が不安と恐怖だと
未来も不安や恐怖の中で
生きることになるでしょう。
夜明け前のサイクルには
「今を生きる」
「この一瞬、一瞬を生きる」
ことをマスターすることも
秘められていますね。
とても奥深い時期とも
言えるでしょう。
天の計らいは本当に
深淵で厳かに感じ得ますね。
内観セラピスト・気づきカウンセラー
のNOELOOM(ノエルーム)です
いつもお読み頂き有難うございます
気づくことの大切さや、
自分を見つめ続ける作業を深め、
『自己一致・自分をいきること』
で精神的自立へ導くサポートセッションをしています。
是非、エッセイ集をお楽しみくださいませ
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