今日からトライアルに旅立つクララ。
我が家で暮らす最後の日である昨日は、主人も私も仕事を休んだ。
正確に言うと、その前日、まずは恒例のステーキ屋さんでクララのトライアルをお祝いした。
その後、主人は徹夜で翌日分の仕事を終わらせ、私はちゃんと寝るつもりやってんけど、結局眠れず。なんやかんや言うて、我が家の預かり史上最長期間の滞在を記録したクララが旅立つねんからね。正直我が家は、とてつもない喜びと達成感、そして想像以上の寂しさに包まれていた。
そんな日の早朝に私が行ったのは、ご近所ながらなかなか会えずにいたダン君とのお散歩。
ダン君とはInstagramで知り合ったのだが、容姿の絶妙なバランスに加え、性格、性質、ご家族との絆、そして平均寿命が6-7年といわれるなか10歳を迎えても元気で笑顔の毎日を過ごすダン君の姿、全てが私の憧れ。特にクララが闘病していた約2ヶ月もの間は、ダン君をInstagramで拝見するたびに、「神様、どうかクララもダン君コースでお願いします」と願って止まなかった。
ダン君、冬の寒い朝に、若者の相手をしてくれてありがとう。
とても素敵な餞(はなむけ)になった。
クララが大好きな河原で遊ぶ姿を見られたのもよかった。
みんなのことが大好きで、誰とでもすぐに仲良くなれて、吠えられても怒らずに困り顔で助けを求めるクララは、私の自慢やったよ。
そしてその後、仕事を終えた主人と向かったのは、我が家のお気に入り、朝霧高原！
曇って富士山が見られなかったのは残念だが、おかげで貸し切り状態。
誰に気兼ねすることなく、走り回ることができた。
トライアルの先は、毎日のお散歩も、ご自宅も、思いっきり走れる環境に囲まれている。
クララ、これからも毎日わははは笑って走り回るんやで。
そんな清々しい気分で見守っていたのだが、いざ呼び戻してみると・・・
あれあれ？
我が家の犬は、ブリンドルやったかいな？？
黒いからわからんけど、たぶんあんたもこうなってんねんやんな？？？
というわけで、河口湖近くのセルフウォッシュでみんなでお風呂。
こんなことも、クララはとっても楽しかったみたい。
ここからは写真を撮るのも忘れてしまったのだけど、全員きれいになって帰路につき、全員一緒に最後の晩を過ごした。
そして今朝、こうしてブログを書く私の隣で、いつものように待つクララ。
あと数時間で出発だ。
クララ、あなたはあなたのままで、笑顔で行ってらっしゃい。
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たくさんの保護犬が"一生一緒の家族"を探しています。
【2019年6月追記： 私はドッグライフセイビングと、根本的な動物保護活動の信念と、動物と人間に対する姿勢の相違により、2017年10月に全ての関係を断っています】
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