コロナが流行りだし


こういう関係の、自分たちは

どうしたらいいんだろうと

ものすごく悩んで

何度も何度も

別れようと思いましたが


出来ませんでした。


彼のことが、好きでした。



でも


もし、コロナに感染して

、、、

この関係が

分かってしまったら


わたしは、正直怖かったです。


怖いのに

この関係を続けていました。



そして


仕事で、ある所に部屋を借りることになったから

そこで、会うことにしない?



嘘をつきました。


本当は


わたしが、実費で部屋を借りて

2人の、隠れ家にしたかったんです。



その

借りた部屋は


いつも

会っていた場所の近くだったので


多分


彼自身も、来やすい場所だろうな



思っていました。



そして


夢の時間を過ごす、おうちが出来ました。






​ねぇ


あのお家

桜が綺麗だったね


桜が咲く前の

小さなつぼみを

2人で何度も見つけて

何度も何度も

その前を

手を繋いで歩いたね


寒い日も

暑い日も

二人で手を繋いでたね


ねぇ

幸せだった?


私はね

私はね


寂しくて

あの家を出る

靴を履く


あー

夢の時間の終わり


いつも

手を繋いであるく

帰り道

寂しくて

泣いていたよ