夫婦といえないただの同居人のような生活
やらかした夫は
悪びれることもなく毎日を過ごしていた
そういう夫に私は腹が立たないはずがない
夫婦としてのコトが無くなって
怪しいと思い始め
怪しい が現実になっているのに
まるで何もなかったかのように接する夫
このころ 一人鬱々としていた私は
食事も摂れなかったり
食べ始めると止まらなくなる
摂食障害の状態で 胃痛も起こしていた
やりたいようにやってる夫は元気なのに
このままでは 私が
身体も精神もダメになってしまう
ある晩ベッドに入ってから
私は隣にいる夫に話しかけた
「私は あなたを 今
心から信じることができなくてつらいよ。
あなたは私とこの先どうしたいの?」
「今まで通り楽しく暮らしていきたい」
「この前も私の事を大事な人だって言ったけど
じゃ何故私が嫌がるのを分かってて
そういう事をしたの?」
「 …日常じゃない刺激がほしかったんだね
〈ひとごとじゃん!〉
大事な人だとは思ってる
でもその時はそこまで思いを馳せることが
できなかったんだ」
「こんな事が起きる前の私たちに
戻れるかはわからないけど
戻ろうとするつもりは あなたにはあるの?」
「努力はするけど。。。
スキンシップがなくても心が繋がっていれば
僕はいいと思ってる
〈なんじゃそりゃ〉
あなたとはそういう繋がりがもうしっかり
できてると思ってるよ」
「え? もしかして あなたにとって私は
母親なの?」
「。。。。。。」
「あなたは
こういう事を含めての価値観が 一緒の人と
結婚した方がよかったよね、きっと」
「。。。。。。」
返事なしなんだ
と思ったとたんに隣から聞こえてきたのは
ライオンのような イ ビ キ …!!
なんて人と私は今一緒にいるんだろう…
ため息しか なかった…