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人生の水先案内人

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ロンドン株式市場=続伸、石油と銀行株が上昇

 [15日 ロイター] - ロンドン株式市場は続伸して取引を終え
た。堅調な景気回復に対する楽観的な見方から石油株や銀行株が買われ
、相場を支援した。
    FTSE100種は、企業の好決算や金融緩和政策、原油
などの価格上昇に伴う商品関連株の値上がりを背景に2020年2月以
来約1年8カ月ぶりの高値となり、新型コロナウイルスのパンデミック
(世界的大流行)が始まってからの下落分を取り戻した。
    FTSE350種銀行株指数は1.79%高。金融
大手HSBCはバークレイズとバンク・オブ・アメリカによる
株価目標の引き上げを受けて、1.9%上昇した。
    大きく上げたのは英航空大手ブリティッシュ・エアウェイズ(BA
)などの親会社IAGで、3.3%上昇。最高財務責任者(C
FO)のスティーブ・ガニング氏が2021年度の決算報告を受けて辞
任し、飲食店・ホテルチェーンを展開するウィットブレッドの
ニコラス・キャドベリー氏を後継者として指名すると発表したことが好
感された。
    中型株で構成するFTSE250種指数は0.54%高。
旅行・娯楽関連株指数が1.74%上昇し、相場全体を
押し上げた。
    中型株の中で好調だったのは、南アフリカの医療機関運営メディク
リニック・インターナショナルで12.2%急伸。上半期の売
上高が堅調に伸び、パンデミック前の水準を上回ったことが買い材料だ
った。
    一方、資源大手のリオ・ティントは1.4%下落。21年
の鉄鉱石の出荷見通しを引き下げたことが嫌気された。
 <株式指数>              終値   前日比     %   前営業日  コード
                                                      終値  
 FTSE100種       7234.03   +26.32  +0.37    7207.71          
 

欧州市場サマリー(15日)  

 [15日 ロイター] -   <ロンドン株式市場> 続伸して取引を終えた。堅調な
景気回復に対する楽観的な見方から石油株や銀行株が買われ、相場を支援した。
    FTSE100種は、企業の好決算や金融緩和政策、原油などの価格上昇に
伴う商品関連株の値上がりを背景に2020年2月以来約1年8カ月ぶりの高値となり、
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が始まってからの下落分を取り戻し
た。
    FTSE350種銀行株指数は1.79%高。金融大手HSBC<HSB
A.L>はバークレイズとバンク・オブ・アメリカによる株価目標の引き上げを受けて、1.
9%上昇した。
    大きく上げたのは英航空大手ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)などの親会社I
AGで、3.3%上昇。最高財務責任者(CFO)のスティーブ・ガニング氏が
2021年度の決算報告を受けて辞任し、飲食店・ホテルチェーンを展開するウィットブ
レッドのニコラス・キャドベリー氏を後継者として指名すると発表したことが好
感された。
    中型株で構成するFTSE250種指数は0.54%高。旅行・娯楽関連株
指数が1.74%上昇し、相場全体を押し上げた。
    中型株の中で好調だったのは、南アフリカの医療機関運営メディクリニック・インタ
ーナショナルで12.2%急伸。上半期の売上高が堅調に伸び、パンデミック前
の水準を上回ったことが買い材料だった。
    一方、資源大手のリオ・ティントは1.4%下落。21年の鉄鉱石の出荷見
通しを引き下げたことが嫌気された。
    
    ロンドン株式市場:
    
    <欧州株式市場> 続伸して取引を終えた。銀行株の上昇が相場をけん引し、STO
XX欧州600種は約1カ月ぶりの高値を付けた。
    週間では2.65%上がり、上昇率は約7カ月ぶりの大きさとなった。
    この日はSTOXX欧州600種銀行株指数は1.79%上昇。景気回復と
取引の増加を背景に米大手銀行の四半期決算が市場予想を上回ったのが好感された。欧州
銀行株は新型コロナウイルス禍前の水準に回復し、S&P500種銀行株指数は
記録的な高値を付けている。
    石油・ガス株指数、小売株指数、旅行・娯楽関連株指数は1
.57─1.97%上昇した。
    ピール・ハントのアナリスト、イアン・ウィリアムズ氏は「ボトムアップの動きに再
び注目が高まったことが、ここ数日間の世界の株式市場の支援材料になった。米国の銀行
決算も大きな押し上げ要因になった」と指摘した。
    ドイツのファッションブランドのヒューゴ・ボスは1.1%上昇。欧州と
米州での需要好調で第3・四半期の収益が回復したことを受け、通年の見通しを上方修正
したのが材料視された。
    一方、英豪系資源大手リオ・ティントは1.4%下落。2021年の鉄鉱石
出荷量見通しを下方修正したのが響いた。スイスの銀行ソフトウエア会社テメノス<TEMN.
S> は決算発表後に13.7%の急落となった。
    
    欧州株式市場:
    
    <ユーロ圏債券> 国債利回りが上昇した。今週はエネルギー価格の上昇がインフレ
と経済成長に及ぼす影響を巡る見方が揺れ動く中、国債利回りが数カ月ぶりの高水準を付
けた後、低下に転じるなど、ボラティリティーが高かった。
    この日の取引終盤で独10年債利回りは2.5ベーシスポイント(bp
)上昇のマイナス0.175%。米国の9月の小売売上高が前月比0.7%増と、市場予
想の0.2%減に反し増加したことを受け、ユーロ圏でも国債利回りが上向いた。[nL4N2
RB30T]
    独10年債利回りは今週は一時マイナス0.08%まで上昇したが、週間ベースでは
8週間ぶりの低下となる。    
    この日は、仏10年債やイタリア10年債など他のユーロ圏
国債の利回りも2─3bp上昇。過去2営業日では7─12bp低下していた。
    INGのアナリストは「市場では米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めが
懸念されている。ただ、利回りの一段の上昇につながる短期的な要因は今のところ見当た
らない」としている。
    インフレ期待はこのところ上昇しており、ユーロ圏の期待インフレ率の目安となる5
年先5年物インフレスワップは今週、1.8694%と、7年ぶりの高水
準を付けた。
    ただ、インフレ期待の上昇の大部分は世界的な供給網のボトルネックとエネルギー価
格の上昇に起因していると見られ、欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁も14日、欧
州のインフレ進行は依然として一時的とみられ、賃金に定着する兆しはまだ見られないと
の見解を改めて示している。    
    
    ユーロ圏金融・債券市場: 
    
 <為替>                 欧州終盤  アジア市場  コード                                 
                                          終盤                            
 ユーロ/ドル            1.1593      1.1610                                         
 ドル/円                   114.30      114.08 ユーロ/円                 132.50      132.48 <株式指数>                 終値      前日比         %   前営業日終値  コード
 STOXX欧州600種     469.39       +3.47      +0.74         465.92          
 FTSEユーロファース    1818.48      +14.68      +0.81        1803.80          
 ト300種                                                               
 ユーロSTOXX50種    4182.91      +33.85      +0.82        4149.06             
 FTSE100種          7234.03      +26.32      +0.37        7207.71          
 クセトラDAX           15587.36     +124.64      +0.81       15462.72          
 CAC40種              6727.52      +42.31      +0.63        6685.21         
                                                                                       
 <金現物>                   午後              コード                                 
 値決め                     1798.7              <GOLD/EU1                              
                                                > <金利・債券>                                                                        
 米東部時間13時21分                                                                    
 *先物                     清算値      前日比   前営業日  コード                      
                                                     終盤                 
 3カ月物ユーロ             100.55        0.00     100.55                              
 独連邦債2年物             112.19        0.00     112.19                              
 独連邦債5年物             134.75       -0.02     134.77                              
 独連邦債10年物           169.56       -0.09     169.65                              
 独連邦債30年物           204.60       +0.06     204.54                              
 *現物利回り               現在値      前日比   前営業日  コード                      
                                                     終盤                 
 独連邦債2年物             -0.684      +0.001     -0.679                              
 独連邦債5年物             -0.518      +0.010     -0.529                              
 独連邦債10年物           -0.165      +0.014     -0.182                              
 独連邦債30年物            0.280      +0.007      0.248                              
 

アジア株式市場サマリー:中盤(15日)

 [15日 ロイター] - シドニー株式市場の株価は続伸。鉱業とエネルギー株がコモディティー相場
高を背景に上昇し、相場を支えた。一方、資源大手リオティントが、2021年の鉄鉱石出荷量見通しの引
き下げを受けて下落した。
    S&P/ASX200指数は週間では2週連続の上伸になりそうだ。
    鉱業株指数は1.33%上昇。前日の亜鉛相場が14年ぶりの高値に急伸したほか、銅やニッ
ケル、金塊価格も上昇した。
    BHPグループは2.7%高。同社の気候変動戦略に対する株主からの支持率が、事前の予想
を大幅に上回る83%に達した。フォーテスキュー・メタルズも2.3%高。
    リオティントは一時1.2%安。西オーストラリア州の労働市場の逼迫(ひっぱく)により、
新規採掘場の完工が遅れるとして、鉄鉱石の出荷見通しを下方修正した。
    カンタス航空は一時4.3%高。シドニー空港近隣の土地を物流不動産開発ロゴス・プロパテ
ィー・グループ主導の企業連合(コンソーシアム)に8億0200万豪ドル(5億9500万米ドル)で売
却する協議が成立したことを好感した。
    エネルギー株指数は原油相場高を反映して1.1%上昇した。

                              時間     現在値     前日比         %       始値       高値       安値  コード
      中国  上海総合指数     11:01    3559.97     +1.692      +0.05  3551.9874  3567.1762  3542.6932         
            前営業日終値            3558.2795                                                         
      中国  CSI300指   11:01    4915.24     +1.623      +0.03   4896.558   4929.509   4881.014  <.CSI30
            数                                                                                        0>
            前営業日終値             4913.612                                                         
      香港  ハンセン指数     11:01   24977.75     +15.16      +0.06   25187.05   25187.05   24929.56        
            前営業日終値             24962.59                                                         
      香港  ハンセン中国株   11:01    8847.41      -1.76      -0.02    8916.58    8916.58    8832.25         
            指数                                                                                      
            前営業日終値              8849.17                                                         
      韓国  総合株価指数     11:16    3012.61     +23.97      +0.80    3012.62    3021.90    2999.33         
            前営業日終値              2988.64                                                         
      台湾  加権指数         10:56   16692.59    +305.31      +1.86   16426.76   16692.59   16426.76         
            前営業日終値             16387.28                                                         
        豪  S&P/ASX   11:16    7351.40     +39.70      +0.54    7311.70    7373.20    7311.70         
            指数                                                                                      
            前営業日終値              7311.70                                                         
  シンガポ  ST指数         11:01    3178.81     +13.95      +0.44    3180.55    3183.64    3170.17        
      ール 前営業日終値              3164.86                                                         
  マレーシ  総合株価指数     11:01    1593.99      +1.47      +0.09    1595.17    1599.76    1592.67         
        ア 前営業日終値              1592.52                                                         
  インドネ  総合株価指数     11:16    6582.49    -43.629      -0.66   6645.260   6680.009    6573.34         
      シア 前営業日終値             6626.114                                                         
  フィリピ  総合株価指数     11:01    7175.38      -7.73      -0.11    7194.99    7227.57    7168.42        
        ン 前営業日終値              7183.11                                                         
  ベトナム  VN指数         11:01    1391.85       0.00       0.00    1391.85    1391.85    1391.85        
            前営業日終値              1391.85                                                         
      タイ  SET指数           -          -          -          -          -          -          -         
            前営業日終値                    -           

[14日 ロイター] -

<為替> 不安定な展開となる中、ドルが小幅下落。米連邦準備理事会(FRB)が11月に量的緩和の縮小(テーパリング)を開始することがほぼ確実視される中、市場の焦点は利上げ開始時期にシフトしている。リスク選好の回復によって、安全通貨としてのドルへの投資妙味が薄まった可能性も指摘された。

終盤の取引で、主要通貨に対するドル指数は0.036%安の93.982。一時、10営業日ぶり安値となる93.754に沈む場面もあった。

ユーロ/ドルはほぼ変わらずの1.15955ドル。

ポンド/ドルは0.15%高の1.36815ドル。

リスク選好度の上昇を反映し、豪ドルは0.47%高の0.7414米ドルと、9月7日以来の高値を更新。ニュージーランドドルも0.93%高の0.7030米ドルと、2週間半ぶりの高値を付けた。

暗号資産(仮想通貨)のビットコインは0.13%高の5万7451ドル。一時、5カ月ぶりの高値となる5万8550ドルに達する場面もあった。

NY外為市場:[USD/J]

 

<債券> 国債利回りが低下した。一連の米経済指標を受け、インフレ高進への対応に向けたFRBの早期行動が必要になるという懸念が後退する中、2年債利回りは8営業日ぶりに下げに転じた。

終盤の取引で、金利見通しに敏感な2年債利回りは1.4ベーシスポイント(bp)低下の0.354%。

指標10年債利回りも3bp低下の1.519%。

2・10年債利回り格差は3日連続で縮小し、116.4bp.一時115.6bpと、9月24日以来の低水準となった。

30年債利回りも1.7bp低下し、2.024%。

14日は米金融当局者の発言が相次いだ。

セントルイス地区連銀のブラード総裁は、現在の高インフレはFRB当局者の大半が想定するほど早期に緩和されない可能性があるとし、FRBに対し資産買い入れプログラムの迅速な縮小を改めて求めた。

サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は、物価動向と雇用情勢は、FRBがテーパリング(量的緩和の縮小)に着手するに十分なほどの進展が見られたとしながらも、利上げを検討するのは時期尚早との認識を示した。

リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は、FRBがテーパリングを「円滑に」開始するための道筋を確保したが、利上げが適切かどうかを判断するにはまだ時間がかかるとの認識を示した。

米金融・債券市場:[US/BJ]

 

<株式> S&P総合500種が3月上旬以来の大幅な上昇率となった。好決算を発表した金融大手モルガン・スタンレー(モルガンS)や医療保険大手ユナイテッドヘルス・グループなどが買われたほか、この日発表された経済指標を受け利上げ見通しを巡る懸念が後退した。

マイクロソフトやアップルなどのハイテク株に買いが入ったことがS&P総合500種の大きな押し上げ要因になった。S&P情報技術は2.3%上昇した。

シティグループやバンク・オブ・アメリカ(BofA)、モルガンSが市場予想を上回る決算を受け上昇した。貸倒引当金の戻し入れなどが寄与した。銀行株は1.5%高となった。

ユナイテッドヘルスも4.2%高。決算発表とともに通期の調整後利益予想を引き上げた。

米労働省が14日に発表した9日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)が前週比3万6000件減の29万3000件と、2020年3月中旬以来、約1年7カ月ぶりの低水準になったことも楽観的な見方につながった。

また、労働省が14日発表した9月の卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)は前月比0.5%上昇と8月の0.7%上昇から伸びが鈍化した。

S&Pの上昇率は3月5日以来の大きさとなった。ナスダック総合は5月20日以来、ダウ工業株30種は7月20日以来の大幅な上昇率を記録した。

物色は広範囲に及び、S&Pセクターでは1業種を除く全てが1%超上昇した。

個別株では、モデルナが3.2%上昇。米食品医薬品局(FDA)の外部専門家による諮問委員会が14日、モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンについて、65歳以上の人や重症化リスクが高い人への追加接種(ブースター接種)を推奨することを決定した。

米薬局チェーン大手のウォルグリーン・ブーツ・アライアンスは7.4%上昇。第4・四半期の売上高と調整後利益が市場予想を上回った。

米国株式市場:[.NJP]

 

<金先物> 米長期金利の低下を支えに3日続伸。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比3.20ドル(0.18%)高の1オンス=1797.90ドル。

この日は米長期金利が低下し、金利を生まない資産として投資妙味の増した金は買われやすかった。世界的に燃料価格が高騰しインフレ懸念が広がる中、金塊にはインフレヘッジ目的の買いも入り、1カ月ぶりに1800ドル台を付ける場面があった。

NY貴金属:[GOL/XJ]

 

<米原油先物> 世界的な需給逼迫(ひっぱく)への警戒感を受けた買いに支えられ、反発した。米国産標準油種WTIの中心限月11月物の清算値(終値に相当)は、前日比0.87ドル(1.08%)高の1バレル=81.31ドルと、引き続き約7年ぶりの高値水準。12月物は0.95ドル高の80.77ドル。

国際エネルギー機関(IEA)は14日付の月報で、2021年および22年の世界の石油需要予想を上方修正。中国や欧州を中心とした石炭・天然ガスの価格高騰に加え、北半球で暖房需要が強まる冬の到来を控え、原油への切り替えが加速するとの見通しを示した。

一方で石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟の産油国で構成する「OPECプラス」は4日の会合で大幅増産方針の決定を見送り、慎重姿勢を堅持。この日はOPEC盟主サウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相が改めて増産幅拡大に応じない方針を表明したと伝わり、エネルギー危機への警戒感が増幅。相場は買いが先行し、一時81.68ドルまで上昇した。

ただ、高値圏では利益確定の売りが出たほか、米国内原油在庫の大幅な積み上がりが重しとなり、朝方の上げ幅を一部縮小した。米エネルギー情報局(EIA)が午前に公表した週報によると、8日までの1週間の米原油在庫は前週比610万バレル増と、増加幅は 市場予想(70万バレル増=ロイター調査)を大きく上回った。在庫積み増しは3週 連続。

NYMEXエネルギー:[CR/USJ]

 

ドル/円 NY終値 113.66/113.69

始値 113.41

高値 113.71

安値 113.33

ユーロ/ドル NY終値 1.1594/1.1598

始値 1.1610

高値 1.1616

安値 1.1585

米東部時間

30年債(指標銘柄) 17時05分 99*17.50 2.0202%

前営業日終値 99*02.50 2.0410%

10年債(指標銘柄) 17時04分 97*18.50 1.5160%

前営業日終値 97*09.00 1.5490%

5年債(指標銘柄) 17時00分 99*04.50 1.0533%

前営業日終値 98*31.25 1.0870%

2年債(指標銘柄) 17時05分 99*24.88 0.3642%

前営業日終値 99*24.63 0.3680%

 

米銀大手4行、第3四半期利益が予想超え 

景気回復やM&Aブームで

[ワシントン 14日 ロイター] - 今週発表された米銀主要4行の第3・四半期決算は前期に続き好調な内容となった。新型コロナウイルス禍で積み上げた貸倒引当金の戻し入れのほか、M&A(合併・買収)ブーム、株式の引受業務およびトレーディングの収入増が利益を押し上げた。
 10月14日、今週発表された米銀主要4行の第3・四半期決算は前期に続き好調な内容となった。新型コロナウイルス禍で積み上げた貸倒引当金の戻し入れのほか、M&A(合併・買収)ブーム、株式の引受業務およびトレーディングの収入増が利益を押し上げた(2021年 ロイター)

JPモルガン・チェース、シティグループ、ウェルズ・ファーゴ(Wファーゴ)、バンク・オブ・アメリカ(BofA)の利益は合計で287億ドルとなり、市場予想を上回った。

融資の焦げ付きに備えた貸倒引当金の戻し入れは4行合計で60億ドルに上り、好決算のけん引役となった。

新型コロナワクチンの普及により米国内で職場復帰や社会活動再開の動きが広がる中、4行は消費者支出が急増したと指摘。しかし、融資は各行で伸びにばらつきが見られた。景気の先行きについては、幹部らは総じて慎重ながらも楽観的な見方を示した。

 

Wファーゴのチャールズ・シャーフ最高経営責任者(CEO)は14日のアナリスト説明会で「経済の先行きは有望だ」と述べた。「消費者の経済状態は強いままで、借り入れは45年ぶりの低水準にあり、負債は長期的な平均を下回っている。企業の状況も良好だ」とした。

 

JPモルガンは、顧客のクレジットとデビットカードの利用額が前年同期比で26%増え、カードローンも小幅に増えた。BofAの顧客によるクレジットとデビットカードの利用額は21%増加した。

 

シティのクレジットカードの米国内の利用額は24%増。ただ、多くの顧客はカードローンの返済を進めたため、融資で稼ぐ純金利収入は3%減少した。前期比では5%増となり、改善の兆しも見えた。

 

<M&Aブーム>

一方、投資銀行大手モルガン・スタンレーが14日発表した第3・四半期決算は、投資銀行業務とM&A助言業務の収入が過去最高となったことで、予想を上回る好決算になった。

 

ジェームズ・ゴーマンCEOは決算発表後、CNBCとのインタビューで「投資銀行そのものとM&Aが絶好調だ」と述べた。世界経済の成長や巨額の財政刺激策、過去最低水準の金利を理由に挙げ、「人々は金融取引に意欲的だ」と語った。

 

JPモルガンの法人・投資銀行部門も好調さが目立った。M&Aと株式の引受業務の活発化で助言手数料収入が約3倍に増えた。

BofAの株式部門の収入は33%増加。顧客の資金調達の活発化やトレーディング業務の好調が背景にある。シティグループも株式市場部門が40%増収となった。

ブランディワイン・グローバルのポートフォリオマネジャー、パトリック・ケイザー氏は「決算は軒並み非常に堅調だった」と指摘。融資の伸びが好転する兆しや景気への楽観的見方、消費の底堅さの再確認に特徴づけられたとした。