会社が受験費用を出してくれることもあり、自分がどのくらいのレベルか試したいと、ジャイアンがSJPTという日本語会話の試験を受けてきた。
受験するというのに、一切の勉強をせず、さらには模擬試験もせず、どういう構成の試験かも確認しないまま受験しようとするジャイアン。
「1回ぐらいインターネットの過去問でも見たら?」と言っても、
「ま、1回どんなもんか受けてみたらいいやろ」と。
「あんた関西弁やし、関西弁で受けたら点数低いで」と何度も言うたが、聞く気なし。
なんやかんやで、日本語に自信を持って図に乗っているジャイアン。「6年半、日本にいたのでいけるやろ」と。
はちこ母の「ジャイさん、ほんまに日本語上手えぇ」という、京都人の白々しい褒め言葉を鵜呑みにして。。。
さらには試験行く前には、「かぶる」といえば、帽子をかぶる、布団をかぶる、猫をかぶるやね、とか言ってドヤ顔を披露して調子に乗って出かけて言った。
そして臨んだ試験。
<問題例1>
犬を飼いたいが、すでに犬を1匹飼っている。マンションの規定でこれ以上のペットは飼うことはできない。友達に引き取ってもらうようお願いしてください。
<問題例2>
ピザをテイクアウトで買って帰ってみると、家で妻がピザを焼いていた。2人で2枚のピザはとても食べられない。隣の家には子供が2人。ピザをあげるととても喜ぶであろう。
さて、どういう。
<問題例3>
町には最近、ゴミ箱が少ないですが。それについてどう思いますか。
<問題例4>
高齢者社会になるが、高齢者に対する福祉政策をもっと増やすべきか。
など、、、。
日本人が答えるにも結構な難問。
というか、これ、もちろん日本語能力、論理的に話せるかで評価するのだろうけど、日本語能力の前に、問題に対する回答の能力がないと、頭悪いとふつーに答えられないのではと思ってしまう。
成績は1~10段階で10が一番よいというように評価されるらしい。
「どんなん答えた?」と聞くと、ちょいちょいとした、真剣な答えの中に出てくる
「そんなん、かなんわ。」「はよ食べや」「おいしいやろ」などの関西弁の数々。
一切、日本語ができないまま日本の大学院に留学し、日本語学校で勉強した訳でもないジャイアン。標準語のかけらもない。
「10ではないかもしれへんわ。」
・・・当たり前に10ではないやろ!・・・
関西弁ばりばりの回答に評価はいかに?
今から結果が楽しみである。
その後、カレーのココ壱番屋に。
さらにマンポ駅近くのスタバドライブスルーでクールライムモヒートを飲み
すっきり。
大邱から一緒に帰ってきた名産のリンゴの中に♡発見。
今日もおおきに~♡