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こんにちは虹


先日の日曜日


神戸長田区にある 兵庫県立文化体育館 にて


「第3回 1.17震災祈念コンサート ~今度は神戸から東日本へ~」


が催されました。


阪神淡路大震災から15年経った2010年から始まったこの震災祈念コンサートは

今年で3年目を迎えます。


わたしは このコンサートの主催となるクワイヤーの一メンバーとして今回初めて

参加しました。

コンサートでは このために集まった100人を超える一般参加シンガー

も舞台に上がり一緒にエンディングを迎えました。


「よろこびの歌」


「ふるさと」


「しあわせ運べるように」


スペシャルゲストとしてお迎えした シンガーMetisさん や

長田区 大正筋商店街の 伊藤正和さん も同じステージに立っていただき

みんなで合唱しました。


一曲目はクワイヤーのオリジナルソング

舞台からあふれアリーナ席にも整列し

観客席を囲むように始まった大合唱に

圧倒されている様子も見られましたが

「ふるさと」の曲が始まると 観客の皆さん ほとんどの方が私たちと一緒に

口ずさんでくれているのが分かりました。

「ふるさと」は去年、何度も何度も歌った曲です。

みなさんも 震災以降 一番耳にしたメロディーなのでは・・・


そして3曲目の「しあわせ運べるように」

この曲は 震災についてのニュースなどで 様々に色々なところで

合唱されているのを聞いたことはあります。

その歌を私自身が歌うのは初めてのことでした。

しかもこの神戸で。


けれど 観客の皆さんは 地元の方が多かったのでしょうか

これも 多くの方が一緒に歌っている姿を見ることが出来ました。


♪ 傷ついた神戸を元の姿に戻そう ♪


この”神戸” という歌詞のところを 今回は特別に”ふるさと”

と歌い替えています。


それは この日 東日本大震災での被災地 南三陸町の

ホテル観洋 さんとスカイプを通じて会場を繋ぎコンサートの様子を

同時中継していた為です。


コンサートの中盤に 南三陸とのスカイプ中継で 二会場での会話のやり取りがあり

そのときに 大正筋商店街の 伊藤正和さん からのこんなお話がありました。


「あきらめなければ夢はかなう」


今年 2月に南三陸町の志津川地区にて 仮設の商店街を立ち上げる計画があるそうです。

実は、南三陸町の「おさかな通り商店街」と「大正筋商店街」とのつながりは

今から6年も前のことにさかのぼるのだそう


街の約90%が全焼全壊または半壊となった長田区ですが

被災してから約半年後にはテント型の仮設商店街「パラール」を

いち早く立ち上げた伊藤さんはじめ地元商店街の皆さん。

その後過疎化の進む全国の商店街も横につながりぜひ一つになりましょう

と、南三陸町との強い絆はすでに6年前から結ばれていたのです。


被災し街が壊れても そこに一件のお店があれば

自然にお店へと人は集まり 新しいコミュニティーが生まれる。


それは経験から生まれた 被災者の方々の大きな知恵です。


伊藤さんが 大きな声で私たちに呼びかけてくださいました。


「今 三陸町には電気もガスも通るようになりましたが 街灯がまだまだ足りないため

日が沈むと街は真っ暗になります。


街に灯りが必要です。


一本でも多くの街灯を 一日も早く 南三陸町に立てたいと思っています。


みなさん ぜひ募金活動にご協力下さい。」


*そのための 募金活動が去年から始まっています

震災いのちのきずな  ← こちらをどうぞご参照下さい。


神戸復興への奇跡的な速さについては

私個人としては 色々な思いがありました。



だからこそ だからこそ



伊藤さんのように たくさんの経験を持つ方が関わりながら

被災地住民が本当にのぞむ復興の姿


それを是非とも実現して欲しいと 心から願います。


「しあわせ運べるように」


この曲が静かに終わると とても大きな拍手が沸きました。

胸が詰まりそうになりました。

今のこの感情を忘れないでおこう

そう思いがら観客の皆さんに向かって深くお辞儀をしました。


街の灯り



東日本のあちこちで たくさんたくさん 増えていきますように。