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ぺきんのぺ

お金と時間と体力がないので、時々だけ北京に行きます。

2009年に小姐と餐庁(レストラン)で食事をした時、
彼女が持っていたのが、このスマートフォン。


これ、アップルのロゴがついてるけど、どう見ても本物じゃない(^^;)



本物の初代iPhoneはこちら。



でも彼女たちは、これで結構満足していました。
本物は高いし、品薄だし、到底手に入らないけど
身の丈のなかで、iPhoneを持ってるつもりになってる。

本物が本当はどんなものかも分からないけど、
いま持っているこの「似たもの」が、彼女たちにとっては
きっと「本物」なんだろうねぇ。

そしてそれから3年後。いまでは中国国内にアップルストアが
進出し、本物を街角で目にするようになりました。
触ることもできるようになりました。

 ↑北京三里屯のアップルストア


そして、いまやスナックやマッサージ師の女の子たちも
本物のiPhoneを買って持ってます。


 ↑愛おしそうにiPhoneを見つめるマッサージの子

本物が無理なので偽物、ではなく、
本物の価値を知るようになり、
収入も増えて、頑張れば買えるようになったんですね。

ちなみに2012年2月現在、iPhone4S(16GB)が
約5,000元(64,000円)です。けして安くはないです。

とき同じくして、このような記事がありました。

「偽物天国」に変化 中国消費者に本物志向
 ウォール・ストリート・ジャーナル
 2月15日(水)10時11分配信
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120215-00000005-wsj-int

2009
2010
2012

天安門と、その門前にある広大な天安門広場は、北京のみならず
中国の象徴として有名ですね。観光にいくと必ず訪れると思います。


さて皆さんが朝ホテルで起き出す前、または夕食に向かう頃の
朝夕一日2回、この天安門広場では荘厳な儀式が行われています。


天安門広場の長安街通り寄りにある国旗掲揚台。
国旗掲揚台の場所はここ(Google Map)サーチ

ここにいつも掲げられている中国の国旗「五星紅旗」は、
国旗護衛隊の手によって、365日休まず揚げおろしされているのです。


国旗掲揚


旗をあげる掲揚式は日の出とともに。おろす降納式は日没に
あわせて行われるため、毎日時間が異なります。

故宮の近くのホテルには、フロントに掲揚式・降納式の
時間が掲示されているところもあります。


さて、この国旗掲揚・降納式、たいへん神聖な儀式だけに、
北京の目抜き通りである大渋滞の長安街の大通りを
完全に通行止めにして大迷惑 厳粛に行われるのです。


その様子(降納式)をいろんな角度から見てみましょう。



国旗護衛隊の隊員さんの詰所は、天安門の内側の奥の、
故宮博物院の入り口、午門(ごもん)の脇にあります。

場所はこのへん(Google Map)サーチ



隊員は36人の武装警察の士官と兵士で構成されていて、旗手は1人、
国旗防護隊員は2人、指揮士官は1人、その他は護衛隊員だそうです。



時刻が近づくと、隊員はさっそうと隊列を組み、
観光客が見守るなか、端門、天安門の中央の門を目指します。



隊員が天安門を抜けたら、天安門は通り抜け禁止に。
隊員と一緒に天安門をくぐることはできず、儀式も見られません。

天安門の向こう側に抜けるにはかなりの大回りを
しなくてはならないので、諦めましょう。


国旗掲揚

さて、表の長安街側は警察隊がでて、車を通行止め。
もうすっかり準備ができています。普段の大渋滞の光景が
信じられないぐらいに静粛な空間に。


国旗掲揚

しょうがないなー。もう割りきって、止められた車から
人が降りて様子をうかがってます。

国旗掲揚


中国国歌の流れる中、ゆっくりと揚がる(降りる)国旗。
時間は全部で10分程度。


式典がおわり、国旗護衛隊の皆さんが天安門の中に戻っていくと
集まった見学客は散っていき、長安街の喧騒が戻ってきます。


観光に行くと、たいていは建造物や市場など
場所を訪ねて観ることが多いですが、こうやって動きのある
北京の風景もぜひ楽しんで下さい。


2002
2003


北京オリンピックまでの急成長で、もっとも顕著だったのが車の量の増加です。

特に2002年の冬に発生したSARS(重症急性呼吸器症候群)のパニックで、
感染予防のため公共交通機関を避けたひとびとが乗用車を急遽購入、
そのあたりから、北京市内では急激に車が増えたような気がします。

車の排気ガスで北京の空気はどんどん悪くなっていきました。

オリンピックの開催に向けて、当時のIOCのロゲ会長は、持久力が必要な
マラソンや自転車競技は、北京以外の地方で開催することを検討すべきだと
言っていたほどです。



↑オリンピック開幕の年(2008)初頭の北京市上空。空の青と、
地面の近くの空気の色の差が歴然。こわい。


そこで北京市は、新車販売の排ガス規制、周辺の石油化学工場などの
排煙基準の厳格化と操業規制、大掛かりな交通規制(奇数の日には奇数、
偶数の日には偶数のナンバープレートの車だけ通行を認める)など、
いろいろと手を打って、オリンピックまでにかなり空気を綺麗にしたのです!

やればできるじゃんーと、世界中が思いました(たぶん)。

2008年8月6日の毎日新聞には「北京五輪で懸念されている大気汚染に
ついて、リュンクビストIOC医事委員長は「選手や北京を訪れる人たちの
健康に深刻な問題を引き起こすことはない」と報告した」と記事が。

北京市と市民の努力が報われたようでした。

200807


↑オリンピック開幕直前の2008年7月半ばの北京市上空。

かなり空気が澄んでます。誰の目にもはっきりとわかる変化でした。



↑オリンピック閉幕直後の2008年9月下旬。

しかし、2012年、ここにきて、北京はまた空気汚染が進んでしまいました。
2012年1月12日の読売新聞によると、ここ数日、日本基準の30倍以上の汚染であり、
視界不良のため、日中でもライトを点灯して走る車もあるとか。

↓これはごく最近の北京市上空。前よりひどくなっとるやんか!



やっぱり、オリンピックが終わったら、急にだらけてしまったのですね。
さすが見栄とメンツの国。

これがねー、環境問題だけじゃなくて、海賊版も、特別マッサージも
いろいろ戻ってきてしまいました。いったんは先進国のマナーと秩序を
手に入れた感じでしたが、そりゃ一般の市民にとっては永年の生活習慣が
急に転換するわけもなく。

変わっちゃったのは、特別按摩代や呑み代 物価ですかね。

このごろの北京は、ちょっと昔のイケテナイ中国の面影が垣間見られて、
少し居心地のよい気持ちの花花爺なのです(笑)。

2003,2008,2012



中国の本命のお正月は、1月1日ではなくて、
旧暦の春節で祝います。

春節は、だいたい1月の下旬から2月上旬の間で、
年によって違います。国務院(中国の最高権力機関の
執行機関及び最高行政機関)の発表に基づいて計算され、
2012年は1月23日(月)。

お休み期間は、1月22日(日)~1月28日(土)までとなりました。

これは、太陽の動きから暦をつくる陽暦と、
月の満ち欠けから暦をつくる陰暦(旧暦)の違い。

陰暦では、季節の変化と整合性をとる為に、
年によっては、日ではなく月まるごとを閏(うるうとして調整する)とします。
そんな旧暦なので、新年の日も年ごとに動くのですね。


春節のとき、中国では爆竹を打ち鳴らしたり、
花火を盛大にあげて祝います。

北京では長い間、春節の花火は禁止されていたのですが、
2006年に13年ぶりに解禁され、賑やかな夜が戻ってきました。

この花火がはんばじゃなく激しいです!

広場や河川で、安全を確保して、なんてことは一切なし!

ぺきんのぺ-春節花火

ぺきんのぺ-町中花火危険

町中、どこでも、駐車場でも、道路でも、家の前でも、
ところかまわず、打ち上げ花火を打ち上げ、爆竹を炸裂させます。
ご家庭の花火も日本のものより巨大です。

ぺきんのぺ-春節花火 $ぺきんのぺ-町中花火危険

音が夜の北京の空に響き渡り、ちょっと怖い。

↓動画です。音を聞いてください。


春節が近づくと、北京市内には、花火の扱いに気をつけるよう
あちこちに警告の看板がでています。
にもかかわらず、2009年には北京であのような悲劇が・・・・。
http://ameblo.jp/878754/entry-10562493010.html

ぺきんのぺ-花火注意 ぺきんのぺ-花火注意

ぺきんのぺ-爆竹注意

そして昨年(2011年)またしても遼寧省瀋陽市の
5つ星ホテルが春節の花火が原因で全焼。
http://kinbricksnow.com/archives/51673158.html

「今年(2012年)の春節の花火は、五環路の内側では禁止になるかもね」

とは、SOHO現代城のスナックのママさんの弁。(五環路:北京市を環状に
めぐる高速道路網。北京市中心部から約10kmの外周)
2007