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まことにありがとうございます。

 

 

(^_^)

 

 

 

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9月8日

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※ ニューヨークの日

 

 

1664年、ニューヨークが誕生しました。

1626(元和16)年、オランダの西インド会社が

マンハッタン島の南端にニューアムステルダムを開港し、

1664(延宝2)年のこの日に

イギリスの支配下に移った時に、

ヨーク公に因んで名前をニューヨークに改めました。

 

ニュー をつけての 都市名 多いですよね。

 

 

 

※ サンフランシスコ平和条約調印記念日

 

 

1951(昭和26)年、サンフランシスコで対日講和会議が開かれ、

その最終日であるこの日、日本と連合国の間で

「日本との平和条約(サンフランシスコ平和条約)」と

「日米安全保証条約」が調印されました。

日本を含めて59か国が調印しましたが、

ソ連等3か国が調印を拒否し、

中国は最初から招待されませんでした。

この時の日本の全権大使は吉田茂首相でした。

 

 

 

※ 国際識字デー

 

 

「識字」とは「文字の読み書きができる」ことです。

 

1965(昭和40)年のこの日、

イランのバーレビ国王が

軍事費の一部を識字教育に回す提案を

したことを記念しています。

1990年に国連が国際デーとして定めました。

 

2015年現在、成人の非識字者は

約7億8,100万人いるといわれています。

その3分の2 は女性です。

 

今は2020年

もう少し 少なくなっていると

予想されます。

 

 

 

 

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今日の誕生花

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9月8日

 

野牡丹(のぼたん)

花言葉
 

自然

 

 

 

 

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福娘童話集より

民話

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白い鳥

 

大分県

 

 

 

 

 

むかしむかし、天皇に仕える、

うなでという人がいました。


 ある日、

うなでは中臣村(なかとみむら)という所へ、

天皇の用事で出かけました。


 用事を終えたうなでは

宿屋に泊まって寝ましたが、

あまりの寒さに目を覚ましてしまいました。


 どうやら、

戸をきちんと閉めずに

寝てしまったのです。


「うう~っ、寒い」


 うなでは戸を閉めようと、

立ちあがりました。


 外を見ると、

東の空がほんの少し

明るくなっています。


「もうすぐ、夜が明けるのだな」


 うなでが戸を閉めようとしたその時、

北の空から飛んで来る

たくさんの白い鳥が見えました。


「ほーっ」


 うなでが見ていると

白い鳥たちは音もなく近づいて来て、

宿屋の前の畑に

次々と舞い降りたのです。


 畑一面に白い鳥が

舞い降りたのを見て、

うなでは思わずためいきをつきました。


「ああっ、こんなにきれいな

鳥たちを見たのは初めてだ」


 うなでは戸を開けると、

そっと外に出ました。


 そして白い鳥たちの方へ、

ゆっくり手を差しのべると、


「ほうー、ほうー」


と、言いながら、

近づいていきました。


 そのとたん、白い鳥たちは

次々と細い首を

羽の下にかくして丸くなると、

なんとそのまま

おもちになってしまったのです。


「おおっ!

これはどうした事だ?!」


 びっくりするうなでの目の前で、

今度はそのおもちが

里いもになりました。


「なんとも、不思議な事もあるものだ」


 うなではその里いもを持って、

天皇のもとへ帰りました。



 天皇は、

その話しを聞くととても喜び、
「白い鳥は、幸運を運ぶ」
と、言ったそうです。


 そしてその時から、

あの中臣村では

立派な里いもが

とれるようになったそうです。

 

 

おしまい

 

 

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今日も

 

たくさん

 

いいことに

 

出逢えますように

 

 

 

 

 

 


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