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振り返り学習をしてみたいと思い

過去の記事を眺めてみました。

独断と偏見ですが、アッ これは 良かったなと

感じたものを アレンジして アップしたいと思います。

 

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歩道と車道との間の植え込みが少し伸びてきた。

事故が起こると困るので 市に相談したら、

刈り込みは年2回、それで、個人で刈り込みしても

問題はないとのことでしたので 昨日 刈り込み。

 

ピラカンサスの実は赤くて綺麗ですが、枝にとげがあり、

左手薬指に鋭い痛みを感じました。

気にせず 作業を続けていましたら 血が流れしたたる。

やむないので 圧迫して出血を止めた後、再度、作業。

 

見晴らしは良くなりました。

これで 車が見えなくて事故が起きることはまずない。

 

ところで なぜ 血が出るのか。

再学習しました。

 

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どうして怪我をすると血が出るの?

 

 

ちょっとした擦り傷でも血が出るのは、

毛細血管が網目状に体の末端まで

しっかりと張りめぐらされているからです。

 

血液は細胞に酸素や栄養を運びます。

その他の働きとして、細菌から身を守る、

出血を止める、体温を調節する などがあります。

 

よく考えてみると、とても大切な働きをしています。

体重の13分の1が血液、その3分の1が出血すると

命が危ない。このことは 小学校で学習しました。

 

血液は血管内を流れ続けることが必要となります。

決して固まることはありません。ところが、

指先を切って出血したとき、放置しても血は凝固・止血。

 

凝固する性質がなかったら血液は傷口から流れっぱなし、

大変なことですね。


流れを みてみましょう。

 

 

皮膚の修復

 

怪我をして細胞が壊れると、血液は傷口にふたをします。

ふたができると、皮膚表皮下部の基底層で

どんどん新しい皮膚細胞をつくり厚い層をつくります。

 

このとき流れ出た血液や表皮の細胞と共に固まったものが、

かさぶたです。かさぶたがある間は、その下で

細胞の再生が行われています。

 

かさぶたを無理にとることはやめましょう。

傷の治りが遅くなってしまいます。

かさぶたがはがれた時点で、傷口の修復作業が完了となります。

 

 

血管の修復

 

怪我をして血管が破れると出血します。

血液には、赤血球、白血球、血小板などが含まれています。

 

血管が破れると破れた血管が縮み血小板が集まってきます。

血小板にはフィブリノーゲン(繊維素原)が含まれており、

空気に触れるとフィブリン(糸状のもの)に変化します。

 

フィブリンは血球に絡んで傷口をふさぎます。

フィブリンは水に溶けない糸です。

この後、血管をつくる細胞が増殖して血管も元のように修復されます。

しかし、血管内にこぶ(血栓)が残ります

 

血栓ができたままでは血管が狭くなり血液の流れ悪くなります。

そこで人体は次の手を用意しています。血栓を溶かすのです。

 

この血栓を溶かすのが、プラスミンと呼ばれる物質です。

このプラスミンは、血液を凝固させるときは働かず、

もういいなと判断された際に働きます。

このプラスミンの働きで元のように血液が流れるようになり、

これで、血管の修復ができました。

 

プラスミンは賢いね。

 

 

流れは

 

1 出血

2 血小板による止血

3 フィブリンによる完全な止血:凝固

4 血管の修復:細胞増殖

5 プラスミンによる血管内の血栓の溶解:線溶

6 血流の正常な再開


となりますね。

 

生命は このようにして 守られている。

再学習での新たな発見ができました。

 



 

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まめ助