アルフレッド・アドラー
<1870年2月7日 - 1937年5月28日>
オーストリア出身の精神科医、心理学者、社会理論家
ジークムント・フロイトおよびカール・グスタフ・ユングと並んで
現代のパーソナリティ理論や心理療法を確立した1人。
何回かに分けて 感動することばを まとめてみます。
以下 青がアドラーのことばです。
今日は ちょっと ことばの裏を読んでみました。
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悲しいから涙を流すのではない。
相手を責め、同情や注目を引くために泣いているのだ。
ーーー 弱い人間、時として そのようなこともある。
闘う相手は自分と言うことを 忘れないようにしたい。
生きていくのは 己である。自己の成長のために、
何が 今必要か、考えてみたい。
相田みつをさんがうかぶ。純粋な気持ちで、
『 涙を流したっていいがな。人間だもの 』
人生には三つの課題がある。
一つ目は「仕事の課題」。
二つ目は「交友の課題」。
三つ目は「愛の課題」である。
そして後の方になるほど解決は難しくなる。
ーーー 人は三大○○、と言うように、三つで代表させる。
しかし 実際は まだまだ たくさんある課題。
課題の重みは、年齢と共に変化すると思う。しかし、
『愛の課題』だけは崇高なものであり、重い課題である。
重要なことは人が何を持って生まれたかではなく、
与えられたものをどう使いこなすかである。
ーーー このことばは わかりやすい。
ただ 考えるに 一人の力で解決できないことが多い。
人生の師をもつことが、大切であろう。その師が、
書籍の中の師であっても、現実の師であっても。
行動に問題があるとしても、
その背後にある動機や目的は、
必ずや「善」である。
ーーー ソクラテスは、「誰ひとりとして悪を欲する人はいない」と言った。
人は「善」と思って行動するが、道徳的な「善」ではなく、理由付けした
「自分にとっての善」、このことが潜んでいるとも考えられるのか。
「あなたの為」 は、 「本当は私の為」 ということもある。
アドラーのことばの「善」は、捻ってある「善」でしょうか。
『 よくできたね 』 とほめるのではない。
『 ありがとう、助かったよ 』 と感謝を伝えるのだ。
感謝される喜びを体験すれば、
自ら進んで貢献を繰り返すだろう。
ーーー よくできたね、もいいと思う。しかし、いかなる場合でも
人を育てる、あるいは育てられる際、感謝の念が大切である。
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まだ暑い