本日1記事目



昨日は母に白髪染めしてもらいました。




お母さん、

ジュリー聞く?


昔、母が大好きだったジュリーを

YouTubeでかけながらおしゃべり。


母が気になる紅麹と、

ジュリーがいかにカッコよかったか?

がテーマ。



日本の男性が化粧したのってジュリーからじゃない?

毎回衣装も楽しみだったよね?

今も声が変わらないんだよ。

かっこいいよね〜。



途中で、



アンタ、ほら、白髪の

あの人のかけてよ。



ああ、玉置浩二さんねー



あ、そうそう!




わたしはなぜか母の言葉を翻訳できる。


アレ、白髪。というヒントだけでわかるのだ。笑笑



夫はそんな母娘を不思議に思っている。


俺の言葉は聞こえないのに

お母さんのことは聞こえてるのが腑に落ちない!と。



わたしは母がこれが食べたいとか

アレが欲しいとか、よく当てる。



アンタ、ほら、アレ買ってきて


ああ、コーンスープね

ああ、食パンね、ヨーグルトね、ジャムね。



アンタ、よくわかるね?



母とわたしのこんなテレパシーはよくある。




ジュリーから玉置浩二さんに代わり

キャッキャしてるうちに白髪染めが終わる。


今日はハカハカしなかった。



わたしは母に、

母が好きな曲を聞かせて

楽しんで欲しかったから。


自分に集中してる時

誰かのために何かしてあげたい時

不安より愛情で満たされる。


母はわたしにとって

ずっと現役美容師。

ずっとわたしの専属美容師だ。



意味なんてない。

時々、わたしは社会についてゆくのは難しいけれど


この家の中、甘々な母娘の時間をこうして過ごしていたいだけ。



常識に従おうとがんばることもあるけれど、

そうした隙間の、母との時間を

幸せ、と呼んでいる。



Meg.