本日2記事目



父のもともとの家族はディスりコミュニケーションで、

それが面白おかしくて
わたしも好きなやりとりです。

お笑い芸人みたいな
ボケとツッコミみたいな感じ。


父の親戚に会うと
このコミュニケーションが
わーっと起きる。

懐かしい感じがするし
ノレば、わたしも楽しめる。


みんなでディスり合う。
褒めたり認めたり共感はしない。
それが仲良しの暗黙の了解。




ただわたしが
幼すぎて、
または人の話を真に受けすぎて


父のディスり、ツッコミを、


否定された、
攻撃された、
いじわるされた、

と感じるなんてのがよくあった。



父の生育歴の中で

ただただ真っ直ぐに
例えば義母のように愛情を伝える人はいなくて、

ディスりコミュニケーションだけで
他のやり方を知らなかったんではないか?

と思っています。



父はそのまま愛情をつたえるスキルを知らなかった。



わたしも知らなかった。
義母に会うまで。




最初ね
義母にあった時に
あまりに愛情が真っ直ぐで
わたし恥ずかしくなった。



めぐみちゃんは
皆んなからめんごい、って
可愛がられできたべ?


めぐみちゃんのこと
お父さんお母さんめんこくってめんこくって、
会津にきたら寂しがってるべなあ。



わたしはそう言われるたびに

いやいや、うちのお父さんはそんな風にわたしを思ってないの、
とか、
お母さんはお父さんやおばあちゃんや仕事が大事な人だから。

と返してきた。



義母はいつも目をまんまるくして、
わたしのいうことは信じませんでした。




まさかあ。
めぐみちゃんのこと、
大好きに決まってっぺ?と。



だから、
今わかることはね

父は生きてきた歴史の中でディスりコミュニケーションで
楽しく、面白く、
わたしと関わってきたし


義母はわたしが愛されているとずっと一貫して伝え続けてくれた。



義母は太陽。
いつもそうやって
わたしみたいな頑固者もとかしてしまったんだから。



義父が亡くなった時
父が青森からお葬式に来て
義母が父にね


うちのお父さんは
めぐみちゃんのお父さんが大好きだったから
来てくれで今喜んでるわあ。

めぐみちゃんのお父さんに鮎食わせたい、って
いつも言ってたからあ。


と言ったら
父は号泣していた。

父だってこんな直球で大好きと
母親からも言われたことがなかったはず。


だからわたし、
義母から、こんな風に愛情を伝えていいと
亡くなった後もずーっと教えられてるんです。


次々と目の前の人を
溶かしてしまった義母から。

また、義母も母親からではなく、育てて面倒見てくれた後家のおばあちゃんからものすごく可愛がられている。


血が繋がってるとか関係ないよね。

一度でも真っ直ぐな愛情うけたら
忘れないのだから。

(アメリカンYOUからも真っ直ぐ愛情もらいました)


Meg.