本日1記事目


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「今日は夜、太巻きを作るから白米を炊いておいてね。」


母に伝えるわたし。


節分の日の前の日から

明日は豆まき、節分、太巻き、と話し


当日も朝から同じ話を繰り返す。


母は毎回初めて聞いたような顔になるし


え?今日太巻き?節分?わかった!!


と言うのに

昼も午後も忘れているのだ。



太巻きにするから、白米を2合炊いてね。

母にもう一度伝えて、母は言われるまま2合たき、


わたしは台所で太巻きの材料を切る。

酢飯にうちわを仰ぐ母は



「今日は、、

パパの誕生日なんだっけ?」

と、太巻きの意味を考えてる。


夫の誕生日は6月である。




「さて、なぜ今日太巻きにしたんでしょうかあ?」


忘れる、に⭕️をして

忘れたならクイズ。


母は

ウーン。。と悩んでも答えが出ず


カレンダーに書いてあるかもよ〜

とヒントを出すと部屋まで見に行き、


節分!!!!

と声を出して帰ってきた。笑


節分の時だけではなく

誕生日やクリスマス、お正月に、何でもない日だって我が家は色んな具をくるみ、なんだって太巻きにする。


節分にかこつけて、太巻きを食べたいだけ。


娘も、ママの太巻きが大好き。


あの子(孫)も東京で作ってるかなあ?と母が言い、


わたしは作るまではしないんでない?

スーパーのを、買って食べてるんでない?


と想像した。


夕ご飯を食べていたら

娘から太巻きの写真が送られてきた。

自分で初めて作ってみたらしい。

細巻きのようなスリムな

カラフルで可愛い可愛い太巻き。

真ん中に具がある様は、わたしより上手だ。



で、娘は手作りしていたから

母の正解!!!


ばーちゃんすごい💕



忘れたって、覚えてなくたって、

人生で大事なことは今、こうして母が家の中を歩き、米を研ぎ、ご飯を炊いてくれてること。

夕方に台所に立て、隣でおしゃべりができること。


娘の話で同じ愛情で繋がること。


夫が鬼のお面を被り

母が落花生をぶつけて、3人で豆まき。

歳の数だけ食べて良い、

ねぎとろがいいね。と話しながらご飯を食べること。


これ以上望むことがあるだろうか?と、

節分に幸福を感じた話。





翌朝も食べたよ。




Meg.