だるくて々、大好きなテレビを見るのも疲れる。

寝ていたい。

 

今日は、市で行っている、輪番制のお医者さんに、何が何でも行かなくちゃ。

しかし、出かける用意をしていると、更に、具合が悪くなった。

 

運転できるかなぁ?

ちょっと心配だったが、歩くよりは、運転の方が、ラク。

 

そういえば、何十年も前に、肺炎になった時のことを思い出した。

家から病院まで、3分。

 

しかし、その3分間すら、歩くことができない。

登山者が、エベレストを目指し、数分間の登頂に苦労しているのと同じように、感じた。

 

あの時は、今より重症化していたが、先生は、「60歳を超えていたら、即入院だけれども、あなたの場合、まだ若いから、毎日、1時間の点滴に通ってください。それでも、良くならなければ、入院ですね。」

 

仰向けに寝ることも出来ず、しゃがむことも出来ず、やっとの思いで、息をしているのに、毎日通うなんて、地獄の思い泣

6月で、毎日暑く、外に出ることすら、病人には、辛かった。

それでも、車があったから、通えたっけな。

 

運転し始めると、なんとかなったが、それにしても、遠い。

病院は、あきる野市のはずれ。

しかも、病院まで残り、100mくらいから、急に道が細くなった。

 

前から車が、来ませんようにお願い

ところが、大型車が・・・。

初めての道だから、どこまでバックすれば、いいのやら?

ちょうど、消防団の駐車場があり、そこで、かわせた。

 

病院に着くと、何台か、車が止まっていた。

日曜日に、来る人、結構多いんだ。

 

受付で、問診票に、「周りに、コロナ感染者はいるか?」とあったので、イエスに丸をしたが、平熱だったため、別室に行くことは、なかった。

 

昨日は、多くの病院で、断られたが、この病院では、「感染症外来は、予約なしで、直接来てください。」となっていて、普通に対応してもらったことが、嬉しかった。

 

発熱などの感染症は、すぐにでも診てもらいたい。

これが、本来の病院の在り方ではないか?

診察室では、先生が、症状を聴いてくれて、その後、PCRの検査となった。

 

鼻の奥まで、棒のようなものを入れられ、終わったと思ったら、「反対側もやりますね。がんばって!!」

辛くて、うなった。

 

この検査、受けた人が、もう、絶対にやりたくない・・・と言っていた、その気持ち、よ~~~くわかった。

 

想像していた通り、コロナ感染。

先生は、「後期高齢者の人、あるいは、家に高齢者がいるとかなら、コロナの薬を勧めますが、ものすごく高いので、どうしましょうか? 一応、皆さんに、聴いています。」

 

「いくらなんですか?」

「3万円、かかります。」

 

高齢者ではないが、肺炎のつらさも知っている。

先生は、コロナは、侮れないし、急変することもあると言った。

 

でも、3万円もする薬は、無理。

とりあえず、のどの痛み、咳止めの薬を処方してもらった。

 

受付の人も、先生も、看護師さんも、★5つでした。

しかし、道が狭いのが、ネック。

 

ここの病院は、気軽には通えないだろう。

なんとも、残念。

 

あきる野市に、ホームドクターと言える病院は、あるのか?