映画"Rules of Engagement"を見た。
主演:サミュエル・L・ジャクソン、トミー・リー・ジョーンズ。
あらすじ
実話に基づいた映画。
イエメンのアメリカ大使館前で、反米デモが行われ、民衆が暴徒化した。 大使館からの要請で出動した海兵隊、チルダース大佐が、デモを見ると、発砲しているのは、狙撃犯だけではなくて、大勢の民衆も武器を手にしていた。 これでは、軍人3名が死亡だけでは、とどまらないと判断した大佐は、民衆への発砲を命じた。
その後、大佐は、民間人を殺したことで、軍事裁判にかけられた。 争点は、民間人が武装していたか否か・・・。 幸いにも、その状況を映したビデオテープがあった。 しかし、記録に残っていながら、現物は見つからなかった。 大佐は、圧倒的に不利な状況になった。 国は、彼一人に責任を押し付けようとしているのか? これでは、勝ち目はない。 そんな中、大佐に命を助けてもらった戦友が、弁護する。 結末は、いかに・・・。
映画の日本名は、「英雄の条件」。
なんか、気をそそられる題名だったので、見た。
でも、意訳しすぎではないか?
(軍人は、民間人に発砲してはいけないという規則から考えると)
そのまま、「戦闘における規則」の方が、わかりやすかったと思う。
人を救い、軍人として正しいことをするのは、称賛に値するのだが、戦いは戦いだ。
英雄という言葉を使うのは、適切かどうか、疑問に感じた。
大佐は、任務遂行のため、いつもベストな方法を選ぶ。
そのことを知っている、戦友であり、弁護士のホッジスは、闘いに挑む。
アメリカの法廷での弁護は、両者とも、説得力がある。
これは、歯切れの悪い、日本の議員なんて、足元にも及びませんってな感じで、見ていて気持ちがいい。
そうゆう意味で、法廷のシーンは、見るものを引き込む。
今回、証拠がない中で、どのように弁護するのか見ものだった。
もちろん、期待を裏切らなかったのは、言うまでもない。