今日、といっても日付が変わってしまったので、昨日、パソコン教室が終わってから、ビデオ屋さんに立ち寄り、「アメリカンスナイパー」と「いちばん優しい嘘」を借りてきた。

 

まずは、「アメリカンスナイパー」から見た。(クリント・イーストウッド監督。)

 

アメリカペンタゴンの記録によると、イラク戦争中の10年間で、160名を殺害した狙撃手、クリス・カイルの物語である。(アメリカでは、「伝説の狙撃手」として英雄視されている)

 

戦場における、狙撃手の役割は、敵地に乗り込む仲間を守るため、敵を発見次第、」殺害することだ。

 

この映画は、緊張感の連続だ。人は、あっけなく、狙撃されて、死んでしまう。残酷だ・・・。

 

これでは、PTSDになる軍人が多いのも、うなづける。

 

そこで、退役したクリスは、PTSDなどをケアする施設を作り、帰還兵の面倒を見ていた。

 

しかし、この映画の撮影が始まる直前、退役軍人によって射殺されてしまう。

 

何とも皮肉な結末である。

 

戦争での後遺症が、同士をも、標的にしてしまうほど、心が壊れてしまう。とにかく恐ろしい。

 

神から、人間は不完全なものである・・・と突きつけられてしまっては、戦争を回避するなんて、できっこないのだろうか???