遂に、中学校入学式の日がやってきた。

新しい制服。

小学校入学の時は新しいランドセルを背負いはちきれんばかりの笑顔で一緒に写真を撮った。

何も知らない幸せな日。

息子には父がいる幸せな日常。


今、息子は私と隣にいることすら不快感を示す。


小学校の6年生の時に行っていなかったのに、久しぶりー!と声をかける同級生がいる。

支援学級に息子が行くことを知らず、話している。

同級生は全く悪くない。

不登校になったのは息子で、もしかしたらこの子は友達になってくれていたかもしれない存在。

息子が1人で休み時間を過ごしていた事に、私は胸を痛めたが、全てはタイミングが悪かったのかも知れない。


息子は、自分が支援学級に行くことを知られたくない様子だった。

明らかに、距離を置いていた。

そうだよね、支援学級に通う事が現実に迫ると、やっぱり嫌だよね。


息子は数日学校へ通い、また不登校状態になった。

支援学級の先生は長い目でみましょう。

取り敢えず、学校に慣れて通えるようにしましょう。

など、提案をしてくれた。

毎日、朝起こし、先生に休みの連絡を入れる。

またかぁ、、。

これ、ほんとストレス。

私も仕事があるし、眠い時の息子のイライラは特に酷い。


友達が出来れば学校も楽しくなるだろう。と思っていたが、友達はできたが夜遅くまでクラスの友達とゲームや電話で話をしても、友達は学校にきちんと行くが、息子は寝ている。

このイライラをどうすれば良いのだろう。

支援学級で、勉強をするでもなく行くだけで、毎日1日過ごすだけで良いのに、それさえも出来ない。

息子は支援学級は自分のレベルに合ってないから意味が無いと言う。

とにかく、生活リズムを整える為に行って好きな本を読むのも良いのでは?と提案を幾つかしてみる。

しかし、学校に行かなくてはならないという、義務教育の概念は既に無くなっている。

不登校が長すぎたのか。

私の責任なのだろう。

月に1、2回2時間くらい学校に行く。

その間、支援学級の先生に息子が興味のある話を一方的にして、それを聞いてくれている。

学校に少しでも長く居られるように、息子に合わせてくれる学校の配慮だ。

1年生は息子ともう1人女の子が支援学級に入った。

息子よりも支援が必要なその子は、前向きにチャレンジし、毎日休まず学校へ行き、コミュニケーションもままならない状態なのに、楽しんでいる。

凄いな。


他の子と比べてはいけない。

息子の特性なのだから。

でも、締め付けられるこの気持ちはどうすれば良いのか。





ホントにどうでも良い事かも知れないが、学年の初めに自己紹介の質問が書かれた紙があり、好きな食べ物や、趣味など色々あるなかで、全て空欄なのに尊敬する人の枠には「父」と書いている。

1年生の時に見た時は、かなり凹んだ。

私ではなくても、歴史上の人物や何かのキャラでも良かった。

そして、2年生の時も全く同じだった。

その時は、諦めがあったが、他が空欄でそこだけ書く意味は何だろうと逆に気になった。