発達障害の特性は年々酷くなっていく気がしていた。
反抗期もあるし、父親の事もあったらかも知れない。
離婚するまでは、夫も自由な性格だったため、あまり気にしていなかった。
夫に相談しても、小学低学年はそんなもんだろ。と言っていた。
今思い返すと、気になる行動は沢山思いつく。
幼稚園に入って、鬼ごっこや団体でするゲームは参加しなかった。
音楽会でも、1人ポケットに手を入れて、我関せず状態で、ただ立っていた。
皆が歌っている中で目立っていたが、心ではヒヤヒヤしながらも意思が強く大物だななんて笑っていた。
でも、小さい時から、順番は守れたし、人にものを貸してあげるなど、優しく気遣いが出来る子だと思っていた。
親が言ったことは守れたし、自己主張や我儘はほとんどなかったと思う。
落ち着きがないってことも無かった。
年相応と言えばそうだし、私が専業主婦で毎日そばで出来ないことがあってもフォローしていたからなのか?そこまで苦労したこともなかったが、、。
ただ、幼稚園の時からチックが始まり、とにかく目をパチパチから始まり、腕を回したり、口を歪めたり、体中全ての場所におかしな動きが無くなったと思うと、次、また次と出てきて、見ていて辛かったのは覚えている。
小学生になると、頻尿になり、授業中も1時間のうちに4、5回は行ってたようだ。
遠足時には先生に相談して、バスがコンビニなど近くで停車できるようにしてもらう配慮もあった。幸い大丈夫だったが、その頃の先生は親身になってくれた。
元夫の家族は発達障害の特性を持つ兄弟もおり、その子供達もみんなチックはあったと聞いた。
元夫には、離婚暦があり娘がいるのだが、その子と会った時には、高校生なのにピョンピョンはねていて、落ち着きの無さがすぐにわかった。
まだ、息子の障害に気が付かず、あまり知識がなかった。
その子も、小学生の時に学校の先生から発達障害の疑いを指摘され、とても母親は悩んだ。と元夫の姉から聞いた。
結局、支援学級には入れずに通常学級に行き、大学を出て、今は就職をしている。
発達障害に遺伝の要素があるのは、息子の行動に疑問をもち、発達障害を疑った時に初めて調べた。
子供の頃の何も知らずに暮らしていた時を思い返すと、胸を締め付けられる。
子供を見るとあの頃は幸せだったと思ってしまう。
小学生5年生位から、自己主張が激しくなり、1度言い出すと、それが叶うまで何時間でも責め立ててくる。
自分の都合の良いように解釈して、人のせいにする。
そして、口だけは達者であー言えば、こー言う状態で平行線の話は終わらない。
私が折れたら、終わるのだろうが、どうしても了承出来ないことはある。
そんな時は、ホントに疲れ果てて、どうすれば伝わるのか、なんで堂々めぐりな話をしているのか。
私への敵意しかない。
しかし、話が終わると何も無かったかのように話しかけてくる。
私はまだ心がモヤモヤしているのに。
これも特性なのだ。
私は息子の要望や、気持ちに毎日、振り回されている。
あの無邪気だった小さな息子に会いたい。
もしかしたら、親はみんな小さくて可愛かった子供の頃が1番幸せを感じるものなのかもしれない。
私だけじゃないんだろうな。