夏が終わる

彼女がいつ空へ旅立ったのか

二十歳を過ぎてから曖昧になった今


思い出すのは彼女の笑顔

たくさん泣いたよ

あなたが亡くなった日

まだ僕達は小さくて

あの日、さようならって言えなくて


空を見る度

あなたは僕らを見守ってくれている


泣いていいんだよ
だから強がらないで


そんな言葉が風の音と共に聞こえた気がした



もう少ししたら
あなたに会いに行くから



お墓の前であなたに
今まで僕達が歩いてきた道程、聞いてほしいから




だから会いに行こう

もう泣かない
あなたは空にいる


もう怖くない
あなたはすぐそばに
僕のココロの中にいつまでも居続けてくれてるんやから



やっとあなたに
さよならって言える


そしてまた会おうって


今度、あなたが生まれ変わったら



真っ先に僕達にクラスメイトに会いに来て


僕らは笑顔で君を迎えるから



今日も晴れた
あなたが笑ってる



大好きな空

今日も笑顔の君に出会えた

長生き出来る事に感謝して



明日もあなたに会えますように