プロット一本書いて、

次の話を考えつつ、外をうろうろ…

そのまま東京都美術館で

ゴッホ展を観てきました。



ゴッホの個人収集家、

ヘレーネ・クレラー=ミュラー。

鉄鋼業と海運業で財を成した夫と

90点を超える油彩画や180点を超える

素描・版画を収集されたとのことで

(すごい金額でびびります)

その一部が展示されていました。


私はゴッホの作品を生で見るのははじめて。

教科書で見たことがある程度でしたが

耳を切り落としたエピソードが強すぎるし

絵の彩度も強めで狂気に満ちている、

と思ってました。


生で見た印象はそれとは全く違い

むしろ自然を描いた作品は特にやさしくて

穏やかな気持ちになりました。

筆致もずっとぐるぐる

追っていたくなりますうずまき

素描もすごくよかった!


自分が良いと思うものを描いても

あまり評価されない辛さを思うと

苦しくて胸が詰まりますが…。

生きてる間に売れたい…。


キャプションにヘレーネが夫に

ゴッホの絵をプレゼントしてもらって

大喜びしたエピソードなども書かれていたのですが


身近な人に

自分の「大好きで今まさにそれを欲してた!」

というものを、プレゼントしてもらったり

したりできるって

最高に幸せだよなぁ、とじんわり…。

私はかつて相手の望むものを贈れていたかしら…。

私は今だったら

鈴木亮平さんの写真集が欲しいですちゅー

(誰に向けて書いてるのか)


平日ですし、コロナ禍で入場制限してるので

自分のペースで観られてよかったです。



たまたまなんですが、最近読んでるのはこちら。

原田マハさんの「リボルバー」

ゴッホの死についてのミステリー

おもしろいです!キラキラ