先日、映画「愛について語るときにイケダの語ること」を

観てきました。

四肢軟骨無形成症という障害を持った、身長112cmのイケダさん。
スキルス性胃がんで余命宣言をされ、生きているうちにたくさんセックスしようと
自身でカメラを回し始めます。


20年来の友人である脚本家の真野勝成さんが

イケダさんの遺言通りに作品を完成。

真野さんと共同プロデューサーである

佐々木誠さんが、残された60時間に及ぶフィルムを

編集された作品がこちら。


 



めちゃめちゃよかった〜。

障がい者の、というところが目立ちがちなのだけど

観てみると、40歳の一人の(こじらせている)男性の、
愛についての映画だのだなと思いました。

男性の、「ナマで挿入したい」、というの、
(個人的には「勘弁して」と思ってますが)
「気持ちいいから」というのもあるけど
そうすることで、より強く相手との繋がりを求めていることが
イケダさんが言うことで切実に伝わってきて、

込み上げてくるものがありました。

「人を愛したことがない」というセリフにも、

胸を掴まれます。


映画のトークショーの打ち上げに参加させていただいた時に、

プロデューサーの佐々木誠さんと

その日のゲストだった

AV監督・作家の二村ヒトシさんが

「『愛してる』とよく言う男は『自分を愛してる』

ということ」

だと話しておられて

自分の過去の恋愛(結婚前だからだいぶ前ですがニヤリ

を振り返りましたね…

たしかにそうだったなと笑


男性方から、夫婦間の性生活の話なども色々お伺いでき

すごく参考になりました。

漫画に活かします!笑



亡くなる間際になっても茶目っけがあって

おしゃれなイケダさん。

親友の真野さんとの掛け合いもとてもよかったです。


私もこの先余命を宣告されるようなことがあったら

自分が生きた証を何か面白い

(笑ってもらえるような)形で残したいです。

まぁ漫画になるのかな、やっぱり。