最近は映画のレビューも書かず、出掛けてばっかり。

JRもコロナで経営が厳しいのか、シーズン毎に出しとった関西一円のワンデーパス出さへん。
代わりに青春18きっぷ初めて買うた。
使い切らんともったいない。

金沢1泊に使うて、この日は3回目。
金沢の話しはまた今度にして、話しの繋がりのええ輪違屋の紹介。






創業が元禄年間言うから、犬公方で有名な5代将軍綱吉の頃やな。
もっと言うと、忠臣蔵の事件のあった時分やな。


置屋▪揚屋兼業とか、安政年間の建物とか、屋号が変わったとか、いろいろあるけど、




京都市の駒札とか

 



↑ホームページで詳しいとこ見てな。




玄関は広いようやけど、角屋と比べると刀掛けも無いし、ちょっと見劣りしてまうかな。





階段は太夫の昇降を考慮したんやろうな。
太夫の両サイドからアシスト出来る広さはさすが。






1階メインの客間で解説があります。





遊女が客に書いた手紙。






今で言う営業メールやな。

読めへんけど、優しい筆使いなのは判る。
ここにあるいうことは反故かな?






近藤勇の書を屏風に仕立てた。

ここで疑問。

近藤勇は戊辰戦争で亡くなってるけど、輪違屋の揚屋営業は明治5年。
近藤勇の輪違屋訪問は無かったはず。

遊女が角屋で貰って来たのでは?

という見解らしい。





ガラス戸が平凡な民家と変わらへん。





軒の長さはさすがで、明かり取りを付ける念の入れよう。

撮影出来るのは1階だけ、2階は廊下からの見学だけ。

2階には桂小五郎の書もあったけど、由緒はやっぱり不明みたい。


↑のホームページでは、近藤勇も桂小五郎も輪違屋で書を残したように勘違いしてまうけど、これはちょっとなぁ…






揚屋としては角屋が老舗で格上なんかなぁ。
今回2階は見学出来ないとのことなんでパス。





角屋は勤皇派もしきりに利用してるようやけどおとなしく遊んでたんかな?
新撰組の傍若無人ぶりはここでも発揮されて刀傷が残っとん。


また機会があったら豪華な雰囲気味わいたいもんや。


新撰組結成160周年一旦終わり。