阪急大宮駅で降りて、てくてく壬生ヘ。



壬生郷士前川邸玄関。

壬生には郷士と呼ばれる家が十数軒あったらしい。
なかでも、前川家は御所や京都守護職会津藩の出納を任されていたというから羽振りはエエやろう。






見学はくる~っと回って脇から。







こっちは味噌とかを保存する西の蔵。







こっちが今回見学する東の蔵。

外からしか撮影出来へんのでわからへんけど、四重の扉を備えた貴重品蔵。





3つの輪が御所出入りの鑑札代わりやったとか。

中は撮影禁止。

サイトから借りた。





1階のを床めくると重要書類を入れる金庫になっとって、真上の2階の床もくり貫かれて滑車で重量物を吊り上げられるように成っとん。
2階から下を覗いたとこ。





この写真はロープしか写って無いんで解りにくいけど、過激攘夷派の怪しい動きを察知した新撰組は一味の古高俊太郎を捕らえ、土方歳三の苛烈な拷問がここで行われ、池田屋事件に繋がって行くん。

そんな場所なんやけど、実際に行くと、蔵の扉から中に入ると真ん前に滑車からロープがさがっとるとギョッとする。





長屋門の出格子が取り外されて、展示してあるんやけど、誰が付けたか刀傷がある。




大河ドラマで新撰組をやった時に、鴨一派の誰かが前川邸に妾を連れ込んでるのを勇派の者が、向かいの八木邸から見て「ふん、調子に乗りやがって❗️」的な事を言うてたのを思い出した。
あれは誰やったかな?

妾を連れ込んだのは平山五郎?
そやけど、平山五郎は芹沢鴨と一緒に八木邸で暗殺されとるしなぁ…

八木邸から見てたんは原田左之助?
左之助は槍やから刀で切りつけたりせんと思うけどなぁ…


狂人に刃物持たすと振り回したく成るんやろうなぁ。

つづく