金刀比羅大権現ご本宮のお詣りが済んで、
若冲仕様の御朱印をいただき、下山の階段は脚がプルプルふるえながら。
目の前にして素通りもなぁ…
2000円を支払って入場。
1時間ごとの入れ換え制。中はテントが張られ、時間まで待機。実質50分の見学。
まずは表書院で円山応挙の「遊虎図」。
「竹林七賢図」。
邨田丹陵の「富士巻狩図」。
この絵好きやねん。
頼朝がこの夜、曽我の十郎五郎に襲撃されると思たらワクワクするやん。
表書院のこれらの絵は前回金刀比羅歌舞伎を観に来た時にも観とってお馴染み。
ここから本番。
襖4面は別に展示されてるん。
正直言うて、6畳の狭い部屋にキンキラの下地にこんだけ花に囲まれとったら落ち着かんのちゃうん?
1段高くして、対面の場に成ってて、対面の相手に見せつける効果を演出しとるんやから、ええんやけど、
岸岱の「群蝶図」の部屋には蚊帳を吊る金具が在るん。
現実に寝室として使われとったみたい。
画像がアップで1部しか添付出来てないけど、400頭程の蝶の中には明治に成って発見され命名されとするギフチョウが含まれてるんやて。
すてれんきょには蝶の名前なんかわからんけど、昆虫学会にはビックリな出来事やな。
隣の部屋には狩野探幽の「虎図」が掛けて在るけど、ここにも蚊帳を吊る金具が在るん。
こんな部屋で寝る。しかも蚊帳を吊るいうてメチャ贅沢やと思わん?
蚊帳を吊ったりはずしたりする時に絵を傷つけるんちゃうん?
文化財保護の為にマスク必須❗️
て、言われて、ガードマン監視で見学しとんのに当時は行灯も蝋燭も点けて煤出しとったんやろうなぁ。
高橋由一館。
別料金で800円。
教科書でこの絵絶対見て知っとおはず。
この絵を描いたのが高橋由一。
山田五郎の大人の教養講座。
YouTubeでも紹介されとぉ「豆腐」の絵が在るん。
ワダさんは玉子焼き言うたけど。
確かにすてれんきょが見てもリアルに見えへん。
なんか日本画的なん。
「鮭」はどれぐらいリアルなんやろ?
じかに見たいなぁ。
高橋由一と収蔵作品は↓に詳しいから見てな。
つづく。